経営を「手放す」を、実験する番組がスタート!
第0回は、所長の坂東が立ち上げたラボラトリーのコンセプトを、助手の北條と共に解説致します!
前の、【ズキュン♪チームビルディング】という番組も非常に楽しくやらせてもらっていましたが、最近いろいろ思うところがありまして…。特に感じているのは、「経営者のストレス。」
もちろん、いないですね!「経営者は一生人で悩む」という言葉もありますし。そういった経営者の悩みを解決したい、ということで私も自分の会社で採用のサポートを行っています。より良い人材がとれるためにはどうしたらいいの?とか、採用した人材をどうやって教育していったらいいの?とか、もっと育つようにするためには…とか。
しかし、もう少し、核論じゃない解決策が必要なんじゃない?と思うようになりまして。それは、もう少し根本的に、組織に関して、新しい組織を作るということを考えていくとか、経営のスタイルをガラッと一変させるということが必要なんじゃないかな、という風に思っていて。
それで、「手放す」ということをキーワードとした経営スタイルが、新しい組織の形になるんじゃないか、ということで、このラボラトリーを立ち上げた、ということなんですね。
不連続性、予測不可能性が
ますます高まる社会において、
変化に対応できず、苦しんでいる経営者が
増えていることを実感しています。様々な解決策をともに
考えていく中で思うのは、
従来型の対処療法では、
もはやこの大きな変化には
立ち向かえないということです。企業経営を車に例えるなら、
ガソリン車をいくら改良しても限界であり、
電気自動車に乗り換えるような大きな変化が
求められているのではないでしょうか。私たちは、
その鍵の一つが「手放す」ことにあると考えます。なぜなら、変化の足かせとなっているのが、
「経営とは、経営者とは、こうあらねばならない」
という自身のエゴ、成長期の檻に囚われた結果だからです。社員は管理しなければならない。
社員の面倒は全部見なければならない。
顧客のいうことはなんでも聞かなければならない。
企業とは成長し続けなければいけない。
経営とは苦行でなければならない。ひとり思いを抱え、心身を病んでゆく経営者のなんと多いことか。
しかし、経営者の中には
こうした経営のあり方に疑問と限界を感じ、
これらを思い切って手放すことで、
全く新しい企業の形を手に入れて成果を上げている人たちがいます。手放すことで手に入るもの。それは、
これからの経営に必要な、自由と想像の時間。
経営者が思い願っている社員の自主と自立。
雇う、雇われる、の関係を超えた信頼関係。なによりも日常のストレスが減り、
心身ともに軽やかになり、
本来の生き生きした自分を
取り戻せたことに喜びを感じられることです。そして、経営者がポジティブな会社は、
雰囲気も明るく、快活な空気を発しているので、
働く人もお客様も自然と集まってくるものなのです。ブレスカンパニーは、
こうした新しい時代に向けての経営を
「手放す経営」と名付け、自ら実践すると同時に、
そのプロセスと結果を、失敗を含めて発信していきます。
しかし、そのストレスも全てではなくても、かなり減らすことができるんじゃないのか、っていうのが私の発想です。
これだけ時代の変化が激しく変わっていて、ビジネスモデルの作り方、あるいはビジネスモデルの寿命も変わってきているのに、組織の形って昔から基本的には変わっていません。いわゆるヒエラルキー型と言われるような、トップがいて、マネージャーがいて、役職とか上下関係がきちんとあり、三角形の構造になっている。
これが、誰しもが思う、「あたり前」の組織の形。部活でもそうですし、どこでも組織といったら…
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