経営を「手放す」を、実験する番組がスタート!
第1回は、助手の北條が、「手放す経営ラボラトリーをつくった経緯」を所長の坂東に直撃します!
そこに本当に誰が向かってるんだろ?みたいな。私は行きたいんですけど。
みんなをまとめていくっていうのが大事だと思ってたんですけど、結局、目の前のお客様に全力で集中できてるのかどうか、とかですね。やっぱり、高い目標掲げてるからそこに向かってみんなも頑張ってくれてるんだけど、すごく負担を強いているって言うか。私としては頑張って働いてほしいわけですけど。
でも、結果的にすごく長時間労働っていうかね。朝も夜もなく休みもあまりなく仕事に追われてるような状態があったり、いろんなクリエイターの方とかパートナーの方とチームを組んでやってるんですけど、そういった方にも負担を強いていたり。何だか、それが本当にあるべき姿なのかな、ということを考えまして。
で、原点回帰して、本当は何を大事にしていけばいいんだろう、と思っていたんですね。
それで、ブレスカンパニーとしては、やっぱり関わる人が、「この会社があって本当に良かったな」っていう風に、思えるっていうのがすごい大事じゃないですか。
まぁ、それは根本的な存在価値というか。社員もそうだし、取引先もそうだし、それからパートナーの方もそうだし。「ブレスカンパニーがいて良かった」と本当に思えるような企業をつくっていくというか。それが、今日、明日に、みんなが感じられるということがすごい大事だな、と思って。
その時にキーワードになるのは二つあって、「挑戦」それから、「貢献。」
それは、すごく大事なキーワードだな、と思ったんですよ。貢献する、貢献していく。それは、お客様もそうだし、それを通じて社会や、大きく言うと世界とか、あるいは誰かに貢献していくってこと。一人一人の人間に、そういう気持ちが元々あるじゃないですか。それを最大化させていくことなんですけど、そのために、チャレンジするっていうことがもう一つ大事かな。
そしてそれがブレスカンパニーらしさかなと思ったんですね。できることをやってくっていうことじゃなくて、やっぱ一歩踏み込んでくこととか、新しいことに取り組んでいくとか。「チャレンジしながら貢献度を高めていく」ということが僕らがやりたいことであり、やるべきこと。
それがブレスカンパニーらしさだし、それを通じて、「この会社あってよかったな」とか、「この会社にいて今日も面白いな」っていう風に想い合えるようになりたいっていうことが一番大事。
その先の、「掲げた売上目標を達成する」とか、「4年後にここまで行こうぜ!」みたいなのは結果の話で。でも、それが逆転しちゃってた感じなんですよ。
目の前にあるものの積み重ねですよね、やっぱり。目の前の今日の仕事。この打ち合わせ。このお客様に対する成果貢献の積み重ね。
なのに、私も焦ったりする気持ちもあり、なんか先の事ばっかり考えちゃうようなところが…。でもそれがなんか違うな。違うというか…。
散々悩んだからかな。いろんなこともあったし、その中で、結局自分自身のキャパシティとか能力とか色々なものが原因で、私自身がいろんなことをコントロールしようとしている。社員はこうあってほしいなとか、こういう風に育てたい、とか、事業はこういうふうにうまくつくっていこうとか。私自身が、自分が「正しい」とか、「できる」とか思い込んで、コントロールしようとしてる。自分はトップだから、できるはずだという風な思い込みがあったわけですね。
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それでは来週もお楽しみに。