みなさんAMTってご存知ですか?(ATMじゃないよ)
Ascension of Management Theory.
経営を次元上昇させる武井浩三氏のマネジメントスクールです。
武井浩三氏と言えば、日本の経営思想家、社会活動家、社会システムデザイナー、起業家、著作家……
(ChatGPTによると)
有名人ですから、それなりにAIさんからも情報は入手できます。
でも、実のところ、こんなに武井浩三(※以下、たけちゃん)のことを理解している人はいないのでは?
というおふたりに、今回はお話を伺いました!
まず、AMTの中では誰よりもたけちゃんの特性を知る人物、AMTの校長かなみん。
そして、誰よりも、前のめりにAMTと関わることを切望し、1期卒業後はチューターとしてかなみん校長を支えるAKI。
このおふたりから聞き出した、AMTにおける現在進行中の苦悩と葛藤、そして今後の展望をお届けします!
Q、そもそもAMTはどうしてできたの?
- かなみん:まず、2023年9月のドライバーミーティング(※各活動の指針を定める進行役の集まり)で、「研修事業をもっと作りたいね」という話が出たんです。
同時に、たけちゃんから「自身の経験や知識のすべてを伝えたい!」という欲求も感じていて、「たけちゃんのすべてを体系的に伝えられたら素敵だな」と思いました。
そして、いままで多くの研修に携わってきたこともあるので、「よし、私がカタチにしよう!」そう決意したんです。
Q、そこからの流れは?
- かなみん:決意してからは速かったです。まず、たけちゃんの日程を押さえて、1か月くらいで募集。講義資料をたけちゃんに依頼して、2か月足らずで0期をスタートさせました。
まず0期は、てばなす経営ラボの研究員内で募集。1期からは公に募集をして、そこに受講生としてやってきたのがAKIです。
Q、AKIはどうしてAMTに参加したの?
- AKI:元々『自然経営』でたけちゃんのことは注目していました。
新卒で入った会社では大企業向けの企業研修の営業や運営をしていて、「大企業の成長は何なのか?」「大企業の中での人の成長は何なのか?」と常に考えている中で、さまざまなたけちゃんの発信から、企業人だけの問題じゃなく、世の中の仕組みや経済にも問題意識がいくようになったんです。
そこで、これは一筋縄では行かないぞ、という思いと同時に、何か糸口を見つけたような気もしました。
だから1期の募集が始まったのを知り、迷わず受講を決めました。
Q、受講してみてどうだった?
- AKI:文字どおり、人生が変わりました。会社員を辞めて、自律分散で生きたい、生きようと決意し、フリーランスで現在は複数の会社と仕事をしています。
講座では、自分が感じていた社会・経済・経営に対する違和感の理由を事実ベースで学ぶことができました。
特にインパクトが大きかったのは、自然の摂理に照らし合わせると、自立とは「弱い依存先(繋がり)を増やすことである」ということ。
今の物質的に豊かな社会を作ってきたこれまでの仕組みに感謝しつつ、新たな社会づくりへ。これまでとは違う生き方をしたいなと思いました。
その結果、会社を主語とする生き方ではなく、自分を主語に大切な活動をしている感覚を今は得ています。
Q、AMTのオンライン講座4期を終え、5期から動画講座コースも設立するようですが、それはなぜ?
- かなみん:まず、現状のオンライン講座の時間帯が19時30分〜23時まで。その後は自由参加の補講がありますが、それが終わるのは24時。盛り上がって、日を跨ぐことも少なくありません。
そういう状況だと、お子さんがいらっしゃる方なんかは参加が難しく、お昼のコースも検討したんですが、今度はたけちゃんの時間確保が難しい。
そこで、生活スタイルが違うすべての人にお届けできる可能性を探り、この動画講座コースも設けることにしました。
Q、まさに今、その動画講座コースの準備に追われているそうですが、ズバリ苦悩や葛藤を教えてください。
- かなみん:そうですね、まず当初はこんなに大変なことになるとは思っていませんでした。
元々たけちゃんの講義スライドも動画もある、それを編集していい感じにまとめたら良いかな? くらいに考えていたんです。
でもいざ手を動かしてみると、まったく進まない。今あるスライドや動画ではどうあがいても完結できないことをすぐに思い知りました。
材料は揃っているのになぜ? と思われるかもしれませんが、理由はひとつ。
講師が武井浩三だから。
たけちゃんの頭の中は世界そのもの。どんな事象も多角的に捉えているので、話が多岐に渡るし、前後もするし、重複したりもする。
頭の中がひとつの世界ということは、いくら目次で区切っても結局たけちゃんの中ではすべて繋がっていて「区切る」ことができないんだと思うんです。
ワンネスじゃないですけど、最終的にはその境地を体感することが、たけちゃんの講義でしか得られない価値だと感じるのですが、動画講座としての価値を考えると、そこまでのプロセスにおいてのさまざまな調整が必要不可欠になりました。
その「さまざまな調整」を現在進行中で行っていますが、膨大なスライドの量と毎日格闘しています。
「ただ資料をまとめる」なんて話じゃなくて、たけちゃんの世界観を体系的にストーリー立て、それを分かりやすくまとめる。
また、撮影やその後の調整。限られた時間の中で行う制約。
この作業は、難題な試験に合格することなんかよりも、格段に難しいと絶賛実感中です。
- AKI:僕はスライド作成を主に担当していますが、動画教材としての質を高めるため細部にまでこだわると、それこそ200枚弱のスライドが600枚くらいになって、想像を遥かに超えた難題を突きつけられた感はありますね。笑
でもかなみん校長と一緒にストーリーをまとめて、その内容をたけちゃんと丁寧にすり合わせをしているので、大変ながらも合間を見てスライド作成・修正に没頭することができています。
- かなみん:AKIは元々講座を作ったこともある人だったので、すり合わせもしやすいし、チェックポイントも1から伝える必要もなく、むしろ気づいてくれるからありがたいです。エビデンスもちゃんと見てくれるので安心して任せることができるし、何より、たけちゃんと2人の時よりも、チームとして機能している感じがうれしいです。
さっき、難題な試験に合格することなんかよりも格段に難しい、って言いましたが、こうも思っているんです。
この難題をクリアできるのは、やっぱり私たちしかいないと。
古くからタケイコウゾウなセカイの住人であり、開講から校長としてずっと携わってきた私。そしてタケイコウゾウに惚れ込んで膨大なスライドともニヤニヤして向き合える変態AKI。
苦悩葛藤を話してきましたが、夜明けは近いです。(たぶん。笑)
Q、最後に、かなみん校長がカナダ留学でAMTとの関わりにも変化が訪れると聞きましたが、おふたりの今後の展望は?
- かなみん:正直、カナダに行ってからはどれくらい自分が関われるのかは分かりません。
ただ、AMTを多くの人に届けるミッションは変わりません。
AMTって、小難しく感じる人も多いかもしれませんが、端的にいうと「生き方を楽にする学び」だと思うんです。
生きづらさの正体を知るだけでも楽になったりしますからね。
社会の仕組みや生き方の本質を学ぶことで、一人ひとりが自分らしい生き方を見つけることができる。
実際、この講座を受けて「自分を許せるようになった」という人もいるんです。
この動画講座でその可能性がもっと広がることを期待しています。
- AKI:それこそ僕は前述したとおり、AMTで人生が大きく変わったひとりです。
会社員を辞めてフリーランスとして自分らしい生き方ができるようになったのも、タケイコウゾウなセカイを学ぶことができたから。
かなみん校長がおっしゃるとおり、「生きやすくなる」は間違いないです。だから、経営に携わっているとか関係なく、みんなにAMTを知ってもらいたい。
そして、かなみん校長のカナダへの旅立ち。
正直、不安がないわけじゃありません。
でも、その事実があるなら……「自分は今後どうするんだ? どうしたいんだ?」そんなことを考えて、ワクワクする気持ちもあります。
AMTも参加者が80名を超え、コミュニティとしても少しずつ成長してきています。いろんな動きも出てきて、新しい芽が出始めている段階だと感じるので、自分が責任を背負うという感覚もなく、きっと大丈夫だろうと思っています!
だからかなみん校長、安心してカナダへ行ってきてくださいね!引き続きよろしくお願いします!
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この記事を書いた人
ライター:ちぃちゃん(菅沙絵)
都内で会社員をしながら、肥大化する自己表現欲にあらがえずに、執筆活動をしている。
(著書『絶対達成する人になる方法~わたし今日からキラキラOLやめてギラギラします!~』
「手放す経営ラボラトリー」の世界観、関わる人々に惹かれ、2022年に研究員となる。(DXOインストーラー5期生)潜在意識のコーチングをとおして、マイビジョン「自分のことが大好き! と言える人で溢れる世界」実現に向けても活動中。
好き:内省(読書・映画鑑賞)・身体を動かすこと(ウルトラマラソン5回完走・フルマラソンサブ4・ヨガインストラクター)
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