2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
そんな組織でインターンとしてジョインする大学生のトラくん。
「社会」「キャリア」「組織」についてZ世代と言われる若者の生の声をお届けします。
「好きなことを仕事にしよう」バブルの到来
好きなことを仕事にしてる人に憧れます。。
一生かけて、のめり込めるような職を手にした人や、好きなことをどんどんやってお金を稼いでる人。
SNSを見ていても、学校でも至る所で「好きなことを仕事にしよう。」的な言葉が目や耳に入ってきます。
大学三年生になり、「何がしたいの?」「やりたい事はなんなの?」「本当にそれがやりたい事なの?」
と周りから言われたり、いつの間にか自分で自分に言ってたり。
だから、好きなことをして生きている人を追いかけている自分がいます。
その中の一人が、幻冬舎の箕輪厚介さん。
箕輪さんがこんなことを言ってました。
今は「好きなことバブル」が起きてるだけなんです。80年代のバブル時代に、皆お金を儲けようとして右往左往していたけれど、それと同じ。第一、「好きなことをして生きろ」なんて言われているのは人類史上初めてなんだから、とことん悩んでいいし、迷子になったっていい。20代は、好きなことを見つけることを一生のテーマとして、とにかく目の前の仕事を楽しくしていけばいいんだと思います。
【幻冬舎・箕輪厚介】「置かれた場所で咲けないやつは、好きなことでも開花しない」“好き”を見つけたいと焦る20代への助言 20’s type 新世代の「働く力」育成メディア
きっと、僕の父や母が僕くらいの年齢だった頃は「お金を稼いで生きろ。」ブームだったのかなと思います。
就活生の、入社したい会社の基準は”給与が高いところ”だったのかな。その会社に入社するために勉強を頑張っていたのかな。
その時代に僕は生まれてないからわかりませんが。
しかし、いつの間にかそれじゃ幸せになれない人が増えてきたのではないでしょうか。
さて、僕は好きな仕事を見つけることができるのか?
僕は、大学3年生になりました。
周りは、自己分析を始めたり好きなことを見つけるのに必死になっていたりします。
僕も、何も考えず興味が湧いたものに飛びつき続けることに不安を覚えるようになってきました。行動力こそが自分の強みだと思っていたのに・・・
誰かに、言われるわけではありませんが「一生入れあげられるような好きな仕事を卒業までに見つけないといけない。」と勝手に自分に言い聞かせています。
正直、ストレスというか…不安です…
でも、そんなすぐに見つかるわけないんです。
恋人ができなくて「この人いいかも!」と思ってデートに誘ったら「全然性格合わんやーん!」みたいなのの繰り返しです。
そんな時、箕輪さんの「今は「好きなことバブル」が起きてるだけなんです。」と言う言葉を聞いて少し楽になりました。
バブルなだけだから、バブルに無理やり乗っかる必要もないな、と。