2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
代表の坂東孝浩が、試行錯誤の様子を日記として綴ります。
今期から、ビジョンをリセットしました。
また、事業計画もつくらず、売上目標も設けないことを実践しました。
それで、一体どうやって会社を成り立たせるんだ?
という感じですよね(笑)
「コントロールを手放す」というテーマを考えた時、ビジョンや売上目標を決めてしまうと、それが社員に対するコントロールの源泉になってしまいます。
「一人ひとりが主体的に考え、行動できるチームにしていきたい。ただし、この目標はクリアしてください」というのは、裏を返せば「目標をクリアできないならば、主体的な行動はさせられませんよ」ということになる。
つまり、社員の主体性より、目標達成の方が重要度が高いわけです。
そのことが、社員と会社の間に見えない壁をつくっているのではないかと考えました。
進化型組織が実践している事業計画や売上目標をなくしたら、社員はラクな方向に流れてしまうのか?
主体性に徹底的に着目した時に、人は経営側の想定を超えるパフォーマンスを発揮するのではないか?というチャレンジなのです。
《まとめ》
主体性>事業計画
この優先順位を明確にし、進化型組織におけるビジョン・目標を捨てることを実践してみたかった。
「管理を手放す」「情報の透明化」「給料を話し合って決める」etc.
株式会社ブレスカンパニーでは、進化型組織の実践を“身体を張って“行っています。
さまざまな施策は“実証実験“として行なっており、上手くいったり、失敗したりすることが、手放す経営ラボラトリーとしての知見として蓄積されています。
この「社長の給料丸見え日記」はエンターテインメントとして楽しんでいただきつつ、不用意にマネをしないようご注意ください。
(自社で実践をしたい方はお気軽にご相談ください)