2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
ラボの裏側では、進化型組織を実践する過程で何を思い、何が起こったのか?社員目線で赤裸々に報告します。
進化型組織となった会社が手放したものシリーズ第3弾。今日のテーマは朝礼。
ちなみに前回は勤怠管理でした。
みなさんの会社には朝礼ってありますか?
何のために朝礼を行なっていますか?
今までの私の常識では朝礼はどこの会社にもあるものでした。
もちろんブレスカンパニーも例に漏れず毎朝ミーティングを実践していました。
そして、なんのために?なんて考えたことなかったです。汗
■ブレスカンパニーの朝のミーティング内容
前半、後半の2部構成
前半は新人のみが参加、後半から全員参加
(前半)
・朝の声出し(理念を大声で唱和)
・日経新聞の読み合わせ
・ロープレ
(後半)
・理念の共有(その日の担当が理念について思うところを語る)
・本プレゼン(最近読んだ本の内容と所感を3分間でプレゼン)
・各自仕事の進捗共有
といった内容で、前半後半合わせて軽く2時間を要していました。
現在、2時間かけて毎日行なっていたこれらすべてがなくなりました。
なんだかあっけない・・・
必要に応じてミーティングをやることはありますが、必ず行われる朝礼はありません。
そして、なんら不都合がありません。
だって、朝礼を実践しなくなった今、感じるのはたったひとつ。
「さみしい・・・」
ただ、それだけだから。笑
この経験から思うのは、進化型組織である手放す経営って究極の合理主義なんだろうな・・・ということ。
不必要なものがどんどん削ぎ落とされて、その時必要なものだけ浮上してくる。そんな感じ。
だから、今現在のブレスカンパニーに朝礼は必要ではないだけで、
もしからしたらまた必要になる時が来るのかもしれません。
ただ、それって一度手放してみないと分からなかったことなんだろうな、と感じています。
そして、私の寂しさ問題ですが、
全員が同じ時間同じ場所に毎日集まることはなくても今はSNSがあるし、
ビデオ会議もできるのでコミュニケーションが希薄になったという気はしていません。
ただ!!女の特性として無駄話を喋りたい!!!という欲求は満たされませんが・・・
それこそ無駄が削ぎ落とされたのかもしれませんね・・・
「朝礼はするもの」という常識を疑ってみると、本質が見えてくるかもしれません。