新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、緊急事態宣言が出ている自治体も出てきました。(令和2年4月13日現在)
それに伴い、テレワークを導入する企業も少しずつ増えてきましたね。
ただ、テレワークによる弊害も耳にするように。
そこで、2年前に勤怠自由が前提となり、テレワークする人や出勤する人が入り乱れる中でチームづくりをしてきた私たちが試行錯誤の末に導き出した最適解をお伝えします。
お悩み①「仕事とプライベートの切り替えがうまくいかない」
わかります。わかります。
出勤しなくてもいいと言われても、私もプライベートと仕事の切り替えが難しかったので、結局はオフィスや会社近くのカフェで仕事をすることが多かったです。
しかし、とある事情でオフィスに出勤することが困難になった私は数ヶ月前から完全にテレワークに移行しました。
なぜ切り替えがうまくいかなかったのか?自宅で仕事ができなかった理由を検証します。
原因① 空間の問題
プライベート空間と仕事の空間が同じことで、双方に悪影響を及ぼしていました。
当初、日頃食事を囲むダイニングテーブルで仕事をしていた私。
結論、これは辞めた方がいいです。
ダイニングテーブルで仕事をすることで、仕事の合間にとる食事も同じテーブルを使うことになります。
すると、何が起こるか?食事中も仕事をし、仕事中も何かモグモグしてしまうのです。
気持ち的な面でも何かスッキリしない感じ。しかも、太る!大問題。自宅から出ないことで運動量も減っているのに、さらにモグモグタイムが増えてしまう。
この現状を打破すべく、まずはダイニングスペースで仕事することを辞めました。
そして、新たにワークスペース(専用の机と椅子と本棚)を整えました。
すると、生産性(集中力)倍増!
不思議と間食も無くなりました。もちろん仕事する机でご飯も食べません。
食事をするときは、ダイニングテーブルに移動して「いただきます」を唱えてから食事を開始します。
何事も号令って大事ですね。切り替えがスムーズです。
検証結果①食事スペースとワークスペースの距離を取ると仕事モードにシフトしやすい。
これ、かなり重要です。
ついでに、集中力を高める方法として大事なのは椅子!!!!
椅子、めっちゃ大事です。
余裕があれば、ぜひ椅子に投資して欲しいと思います。
一日中座っている椅子はとても重要。
最初、子供が全く使っていない勉強机で仕事をしていた私は自ずと、子供用の椅子に座って仕事をしていました。
すぐ腰と肩にきました。お尻も痛いです。
今は、椅子も調達し快適なワークスペースになっています。
原因② 身支度しない
家から出ないといって、パジャマのままですっぴん。というのは良くないです。
スーツを着て、化粧もバッチリ!なんてことはしなくていいと思いますが、パジャマのまま、髪の毛ボサボサ、歯も磨かない。みたいな状況は、プライベートモードになりやすいですね。
そのまま、ベッドに逆戻り・・・なんてことになっちゃいそう。
決まった時間に起き、顔を洗って朝食を食べ、歯を磨いて、身支度をする。
そして決まった時間に仕事を開始する。このルーチンを保つこと。これはとても大切です。
原因② 固定ルーチンがなくなる
通勤していた頃、「●時の電車に乗る」という固定されたタスクがあるからこそ、セルフマネジメントが働いていた部分は大きかったと思います。
しかし、これがなくなった今、「通勤」に変わる固定化されたタスクを置くことでリズムが整います。
現在、手放すラボで機能しているルーチンの一つは9:30からのミーティング。
以前の記事でも記載しました。
【ラボの裏側030】進化型組織へのstep 「テレワークで保つ心理的安全性」
9:30からミーティングが始まる。
だから最低でも、それまでにいろんなことを片付けて心を整えることができる。ありがたいルーチンです。
私は、9時から30分間自宅でヨガをしています。運動不足になりがちなので、良い習慣ができています。
まとめ
小さいことの積み重ねが仕事モードに切り替えられることに大きく寄与します。
つくづく意志力が弱く、易きに流されやすい私だからこそ、仕組みでなんとかしようとした現状がこれ。
今、解決したい課題は早起きするのが難しいこと。乗らなきゃいけない電車の時間がなくなった今、「あと5分・・・」を繰り返してなかなか起きれない私。そこで思いついたのが「目覚ましヨガ」
現在、オンラインヨガが流行っていますが、オンラインヨガを朝6時からやってくれないかな〜なんて。
6時に開始してくれたら目覚ましがわりになるのに・・・
ヨガの先生をしている友人に打診中です。人を巻き込みながら仕組み化してどうにかセルフマネジメント度が高まるように頑張っています。