2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
代表の坂東孝浩が、試行錯誤の様子を日記として綴ります。
進化型組織実践日記
こんにちは。手放すラボ所長の坂東です。
久しぶりのコラム、進化型組織の実践記録「まる見え日記」でなんですが…
この1年でいちばんグサッッッ!と突き刺さった一言が、これです。
「坂東さんって、ハリボテだよね。」
表面的。
外側ばっかり気にしてる。
内面をさらけ出さないし、自分で見ようともしていない。
そういう意味のことだろうと思いますが、言われた時は正直いって意味がよくわかりませんでした。
でも、最近は「そ、そうなのかも…!」と思ってます。
ふりかえってみると
「経営者として、こうありたい」
「こんな風に会社を伸ばしたい」
「義理人情に厚い、格好いい男になりたい」
というような“なりたい姿”があって、それを追いかけてきました。
でもこれって
「相手にどんな人間として見られたいか?」
という“他者視点”なんですよね。
そして内心では、理想的な見られたい自分とのギャップを感じていて、
つまり自分に自信がなくて、
でも、それを自己開示したくないがために、
ありたい自分を一所懸命につくって、演じていた。
ずっと、そんな感じでした。
(と、自分ではぜんぜん気づいてなかったですけど)
先日Facebookで、ファッションについての投稿をしたんですが、
それも根っこは同じ。
「カッコいい、オシャレな坂東だと見られたい。ダサいやつだと思われたくない」
という気持ちが原動力になってました(笑)
でも、だんだん自分の弱さとか欠点にはフタをして、虚勢を張っていることにキツくなってきたんですよね。
僕の自信のなさは、いったいどこからきてるんだろう?
と、ふりかえってみると、10年以上前にさかのぼる気がします。
2008年のリーマンショック後に勤めていた会社の経営が危なくなって、
給料がガタ落ちした
とか、
そんな時に、妻が難病になっちゃった
とか
2011年にとうとう会社が経営破綻して、
経営者として独立したものの先行き不安だった
とか
社員を採用しても、うまくいかずに辞められたり、
社員がある日突然いなくなっちゃった
とか
そうしたことが、経営者として辛かったり、傷ついたりしてたとは思うんですけど、ちゃんと向き合わずにきちゃったのが自己開示できない一因かもしれません。
(さらっと流しちゃうのが得意技で…笑 向き合うのが怖いんです。)
今年の2月まで厄年(天中殺といいます)だったこともあり、この一年は「ガンガン攻めるぞー!」というよりは、自分を見つめ直す時間を多くとることを実践しました。
いまは、「自分に正直でいること」「いま、ここを大切にすること」がテーマです。
このコラムの題名のように、できるだけありのままに、まる見えでいたいし、
変わりたいぞ〜!と試行錯誤してますので、
気づいたことがあったら遠慮なく指摘してもらえると嬉しいです。
ちなみに、進化型組織を研究・実践する手放す経営ラボを運営している会社、ブレスカンパニーは“まる見え”っぷりが、順調に進化しています。
2年ほどかかりましたが、いつでもどこでも仕事ができる体制が整い、このコロナウィルスの状況でも、100%テレワークでスムーズに事業推進が実践できています。
私たちの試行錯誤の経験と、
進化型組織を実践している企業へのリサーチをもとに、
新しいサービス「DXO remote」をつくりました。
テレワーク環境に最適化した、業務推進と管理体制の運用・定着に特化したサービスです。
テレワーク助成金も活用して、コストがかからずにテレワークの運用ができます。
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株式会社ブレスカンパニーでは、進化型組織の実践を“身体を張って“行っています。
さまざまな施策は“実証実験“として行なっており、上手くいったり、失敗したりすることが、手放す経営ラボラトリーとしての知見として蓄積されています。
この「社長の給料丸見え日記」はエンターテインメントとして楽しんでいただきつつ、不用意にマネをしないようご注意ください。
(自社で実践をしたい方はお気軽にご相談ください)