緊急リリースした「DXOremote」は、テレワーク環境でのオペレーションとマネジメントの再構築ができるサービスです。 3年前は100%出勤だったブレスカンパニーが100%テレワークを実現。そのエッセンスを凝縮しました。 いままでの経緯や失敗談をふりかえります。
■DXOremote 設計〜導入〜運用のワンストップソリューションで、“テレワークの困った”を、最短かつスムーズに解決。 テレワーク助成金に対応。また、2020年6月末までにスタートした企業については、契約後1ヶ月以内に解約すると全額返金できます。
https://tebanasu-lab.com/pickup/10130/
■手放す経営ラボラトリーでは、“ティール”“ホラクラシー”など進化型組織や最先端の経営スタイルを研究。また、組織を新しくアップデートしていきたいという企業の支援をしています。
■オンラインコミュニティー「手放す経営ラボ」
https://www.facebook.com/groups/tebanasu.lab
■デジタルトランスフォーメンション時代の組織デザインプログラム「DXO」
坂東:「今回はDXOリモートというサービスを新しくリリースしたんですけど、その背景というか、何でこれを作ったかという経緯について話ができればと思っています。DXOというのはもともとある組織デザインのプログラムなんですけど、このリモートバージョンっていうのはテレワーク導入のためのサービスということで今回新しく作ったわけじゃないですか。これ何で僕らが提供できるかというと、ひとえに僕らがテレワークをすったもんだしながら今実現できているっていうことが大きいと思うんだよね。小野さんも当事者でいて一緒にやってきたもんね。」
小野:「このコロナになって周りの人がテレワークであたふたしているのを何とも余裕で見てられるっていうのがありますね。嫌なやつですよね 笑 私たち困ってないよと言えるのが最先端というか。」
坂東:「ちょっとドヤ顔になってる?笑」
小野:「私変わってない、みたいな 笑。だからホントそれってすごいなって思って。」
坂東:「変わらなすぎてゴールデンウィークもあったけど、普通に仕事ができたりとかね。」
小野:「マジ、転職してよかったぁって思いました。前の職業だったらどうなってたんだろうっていう不安。今まで当たり前にしてきたことがコロナ下の中で今まで以上に感謝できるようになりましたね。恵まれていた環境だったんだなって。そういった面ではすごいよかった。」
坂東:「こういう状況なるとね。これがずっとできていたわけじゃなくて、3年前はブレスカンパニーという会社も100%出勤で毎朝9時までに出勤しなきゃいけないとか、9時どころか8時に若手社員は出勤して掃除をまずみんなでやって、日経新聞読んでミーティングをやって、みたいなことをやっていたんですよ。たった3年前100%出勤で1分も遅刻するなよというのだったのが今では100%テレワークが実現できているので、ただやっぱり時間がかかったよね。すぐにできたわけじゃないもんね。」
小野:「しかも別にすぐにしようと思ってやってた訳じゃないから余裕を持って変えていけたっていう感じじゃないですか?」
坂東:「確かに。」
小野:「オフィスもあるし。」
坂東:「そうね。いつでもどこでも特に小野さんもそうだけど、子どもを育てながら仕事しているメンバーばかりなので、どうやったらそれぞれの都合に合わせてよりよく仕事ができるかなsぁというようなことがまずあったもんね。ただ、今はこのコロナウィルスの状況下でとにかくテレワークしなきゃとか、会社に出社してる場合じゃないよねということで、緊急でテレワークを導入している会社が多くて、さっき小野さんも言ってたけど、やってはみたものの何か大変だよ。誰が何やってるか分からないよとか、すごくコミュニケーションが取れなくてチームワークが薄まっちゃってるよ、とか。結局、出社しないと仕事になんないよ、とかいうような声をよく聞くじゃないですか。なので、それを僕らの体験談と、それから手放す経営ラボラトリーでは色んな会社のリサーチをしてるんで、最先端の組織とかワークスタイルを研究して、それも参考にしながら実証実験を繰り返してきたので、ざっと2年くらいかけて色んな失敗をしながら今この100%テレワークという状況に辿りついていた中で得たエッセンスをお届けして、何かお役に立てればいいなということでDXOリモートをリリースをしたということですね。」
小野:「はい。」
坂東:「で、結局何が問題かっていうと、まずツールがないWi-Fiが整っていないといったハード面のことは整えられるじゃない。結局僕らも問題だったのが誰が何やってるのか分からないよねみたいなところをどうやって整えるかって結構大変だった。で、時期的に誰か特定の人に業務が偏って、例えば、小野さんけっこう忙しいのに、隣の人はそんなに忙しくなさそうだし、ちゃんと変えれているし何なの?とかあったじゃん。そういうのとか。それは出社してても隣の人って何やってるか分からないみたいな状況は僕らにもあったよね。」
小野:「はい。」
坂東:「あとは、小野さんからするとけっこう僕とか編集長の大山亜矢子さんからこの仕事をお願いしますって言われるケースが前は特に多くて、その時にいつどこからボールが飛んでくるのか分からないみたいなことを言ってたよね。」
小野:「そうですね。」
坂東:「だから、今来たみたいな、でも今できないみたいな。それが結構不安というか怖いみたいな。会社にいたらそれが話しながらできるからやりやすかったんだけど、自宅にいるとそれが分からないっていう。で、結局それってこの仕事の流れの全体像がみんなで共有できてなかったから、水曜日頃この仕事がくるんだなとか、1ヶ月の中でこういう流れで仕事があるんだなということが分からない。それが分からないのが怖いよね。」
小野:「予測できたら、この記事があるとか、色々用意できますもんね。言われる前に。」
坂東:「言われる前にね。あとは明日はこれくらいの仕事が来そうだから今日これを片付けておこうとか、明日はこれで時間取っておこうということができたりして、業務の棚卸しって業務を一覧にして全体がどういう流れで動いているのかとか、あとはそれをどういう役割分担でしているのかっていうのをやったよね。それでだいぶ見える化したよね。」
小野:「必要のないものをやめたりとか。」
坂東:「そうだよね。かなりやめたよね。これいらないんじゃない?とか。これは小野さんじゃなくても他の人がいいんじゃない?みたいなそういう役割の組み替えもしたり。この部分もうみんな手一杯だから外注しちゃおうとかいうこともやったよね。そこでかなり業務量自体も減らせたと思うんだけど。」
「あとは、実際にテレワーク始めてコミュニケーションツールの使い方によっても大分試行錯誤しながらやったなぁっていう風に思うんですけど、最初はLINEとかチャットワークとか使いながらやってて、LINEだと他の人は夜LINEでやりとりするのは嫌ですみたいな話があったり、あとは他のチームの人が何やってるのか分からないっていうLINEのグループが前は1個しかなかったから、その中で色んなことがやりとりされてて。」
小野:「遡るのも大変ですよね。検索するのも結構大変。」
坂東:「なので、業務を全部見える化した後に僕らはslackというチャットツールに移行しました。最初からやりやすかった訳じゃなくて、やっぱりどこで何話しているのか分からないとか、あとは最初全部クローズのチャンネルにしてて、要するに他のチャンネルがどういうチャンネルがあるのか見えない状態になってる。そしたら編集長の亜矢子さんから他で何やってるか分からないから不信感ですという風に言われたり、コミュニケーションをオープンにするっていうのはすごい大事だなぁっていうのを僕らも体感してきたけど、今業務の一覧がはっきりしてるんで、業務とslack上のグループが全部連動してるもんね。この業務についてはこのチャンネル、このグループで話せばいいんだみたいなことがハッキリしてるんで、そういうのが見える化してくると、別に出社してなくっても、今どの仕事がどこで詰まってるのかとか、誰から誰にボールが渡されたのかとかがハッキリ見えるようになったよね。その上で、この会議、今は1週間に一編、業務振り返りミーティングをやって、先週どうだったか、今週どうしようかということをすり合わせしたり、あとは朝ミーティングをやって、そこでちょっと雑談するとか、あとは業務の確認するとか、そういうのの組み合わせで進捗状況が分かるようになってるじゃないですか。それも色々試行錯誤してやってきた。」
小野:「確かに。朝今日の目標を書くとかやってましたね。」
坂東:「今日のミッション。私たちのチームのミッションと個人のミッションを毎朝書くっていうのをやってたけど、あれがみんな乗ってこなくて何でなのか、私は良かれと思ってこれやろうと言ってたけど。」
小野:「そんなにミッション毎日変わらないし、って言っててしかも、Kさんが坂東さんコピペしてたよみたいに言ってました。今日のじゃないじゃん!みたいな。笑。いい方に転がる可能性もあるし、そうやってみんながちょっとストレスに感じてきたらすぐやめるみたいな。」
坂東:「大事なのはやってみて、うまくいかなかったら調整するっていうのの繰り返しだなと思って。うまくいってないとか、みんなやりたくないの嫌いややってるとストレスも積もってくるし、それを変えようと。僕がやろうと言ったことでもみんな、これ意味ないんじゃないかと思ったらやめてみるっていう勇気ね。苦しいんだけど。」
小野: いや、ホント手放す勇気って重要ですね。仕事において。
坂東:「そうだよね。だからとりあえずやってみる。そして、不具合があったら手放してまた新しいのを試してみるっていうのをずっと繰り返していくっていうことを僕らの場合は2年間やってきて、今この瞬間はベストかもしれないけど、また不具合が出てきたら変えていくっていうのをずっとやっていくんだなと。でも、ともかくこの状況下でも仕事が順調に進んでいって、今度仕事があるとか、朝ミーティングしてちょっと雑談するとかが心の安定に繋がってたりするじゃない?」
小野:「はい。」
坂東:「あの時間がちょっと楽しみみたいな感じになってたり。」
小野:「人恋しいですからね、今。」
坂東:「そうだよね。このゴールデンウィークの連休中に、一切仕事はなしにしてミーティングはやめようって言ったら結構寂しかったろうね。」
小野:「今までにないですね。こんなゴールデンウィーク。」
坂東:「そうだよね。」
小野:「仕事がしたい、みんなと会いたいってすごくないですか?笑。」
坂東:「すごいよね。笑。」
小野:「この変わりようっていうか。」
坂東:「それはやらなきゃいけないとか、やらされるとかじゃなくて、それもルール決めてやってもいいし、やらなくてもいいし。最低限、これだけやることはやろうかみたいなことも決めれたのが良かったのかな。」
「という感じで、僕らが2年間かけて実践してきたことと、他社の研究事例を組み合わせてDXOリモートっていう形にして、大事なのはツールの使い方っていうのはまずベースにはあるんだけど、それを使ってどうやって業務を見える化していくかとか、どうやって運用していく仕組みづくりするのかっていうようなことをサービスとして体系化してるので、これはテレワーク、とりあえず始めたけど、今ふんずまっちゃってるよという会社にはものすごく役立てていただけるかなと思うんですよね。今はテレワーク助成金っていうのもあるから、それもうまく使えれば、このDXOリモートも詳しくはwebとかを見てもらえたらと思うんですけど、初期費用が10万円ということでやってるんですが、これについては助成金で無料でできたりするし、後は今この5月と6月についてはご契約いただいてから、実際始めてみて1ヶ月以内に解約するとになったら全額返金っていう制度も作ったんですよ。」
小野:「坂東さんが?」
坂東:「そうそう。」
小野:「いいですね。とりあえずやってみようって思えますね。」
坂東:「そうそう。初期費用は助成金で0になるし、最初1ヶ月やってみて、これ違うなと思ったら返金するんで。」
小野:「やらない手はない。」
坂東:「ただ、6月末までなので今困っている会社を優先して僕らもたくさんの会社にお手伝いできるわけじゃないということで、何か少しでも役に立ったらなという風には思っているので、興味ある方は問い合わせいただいたら嬉しいなっていう感じですね。」
小野:「はい」
坂東:「とにかくこの時期は乗り越えていかなければいけないので」
小野:「今後もコロナウイルスと付き合っていきながら仕事もしていかないといけないとなるとテレワークは欠かせないものになってきますよね」
坂東:「そうだよね。これからwithコロナでテレワークが全くないっていう状況もないので、共存していくことになると思うんだよね。色々なスタイルの働き方が。その時に結局、いつどこで仕事していてもちゃんとお互いの業務が見えてるとか、進捗が把握できるとかコミュニケーションが円滑に取れるっていうことは結局大事だと思うんで。このツールを導入すればいいってことじゃなくて、それを会社の中でどうやって運用していくのかっていうことをサポートできるようになっているので、使って欲しいですね。これは。
小野:「大切な人とか、社員を守ることに繋がりますもんね。命を守れるっていうのがすごい私は重要だなって思うんですよね。」
坂東:「確かに。それがあっての仕事だもんね。」
小野:「だから社員の人もすぐに対応してくれる組織で働いているってことには、私もそうですし、改めて感謝できるなと思うので、社員の方の不安とかを取り除くためにもぜひテレワーク導入の検討とかもスピードが重要なので、やってダメだったらやめればいいので。やらない理由がないみたいな感じですもんね。」
坂東:「なので、興味がある方はお問い合わせいただけたらと思います。」
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