2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
そんな組織でインターンとしてジョインする大学生のトラくん。
「社会」「キャリア」「組織」についてZ世代と言われる若者の生の声をお届けします。
若者が尊重される風習
次世代型組織の研究をしていると、「若い人の新鮮な意見を尊重するべき。」と言うような言葉によく触れます。
SNSやトレンドなどが目まぐるしく変化しているため、このような意見が増えてきているのではないかと思います。
しかし、現実的にはヒエラルキー型トップダウンの組織がほとんどのである日本企業では、若い人の意見が取り入れられることは少なく、組織の上層部の意見に若い人が従っているケースが多いと思います。
尊重されるだけでいいのか?
日本企業のトップダウン的な経営を見直し、若者の意見を尊重することは、革新的な事業を行う企業にとっては特に実践していくべきだと思います。
しかし、先日、手放すラボのミーティングで僕は新鮮な考え方に触れました。
「部下である若い人の意見を聞き入れ、尊重するのは大切だが、部下の方も上司からの歯に衣着せぬ物言い(フィードバック)を受け入れる必要もある。」と言う話が出てきました。
僕は大学生ということもあり「若い人の新鮮な意見を尊重するべき。」と強く思っている節があります。
そんな僕からすると、「自分が尊重されることだけ考えていたのは、甘かったなと」感じました。
若い人が、甘やかされることが正しいのではなく。
上司、部下関係なく、誰もが働きやすかったり、意見を言いやすかったりする組織がいいのだと思いました。
次世代型組織では、若者の意見が尊重されると同様に上司の意見も尊重されるべきであり、気を遣わずに若者も上司も率直な意見を受け入れるべきだと感じました。
従来の日本企業のほとんどがトップダウンであったため、これまでは蔑ろにされてきた「若い人の新鮮な意見を尊重するべき。」と言う風潮がありますが、若者はそれと同時に「上司からの歯に衣着せぬ物言い」を受け入れる必要があると思います。
僕も最近は特に『「上司からの歯に衣着せぬ物言い」を頑張って受け入れていく覚悟が必要だなー。』と感じています。
こう見えてガラスのハートの持ち主なので。笑