2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
そんな組織でインターンとしてジョインする大学生のトラくん。
「社会」「キャリア」「組織」についてZ世代と言われる若者の生の声をお届けします。
指摘された理由がわからなかった
所長から僕の仕事について「最近、やるべき事が出来てないのではないか?」
という、指摘がありました。
【トラの自由研究020】でも取り上げた出来事ですが、もう一つ大きな気づきがありました。
所長から指摘があった時、「何の前触れもなく急に“怒られた!”」という感覚でした。
僕の感覚では「なにか、サボってたことあったっけ?」と思いました。
しかし、
所長:「Twitterマーケティングやってた?」
とら:「やってませんでした…」
所長:「じゃあ、ちゃんと決めた仕事できてないじゃん。」
とら:「確かに、そうです。」
所長:「やばいと思わなかったの?」
とら:「はい。」
所長:「不思議だね。」
確かに。言われてみれば、自分の役割だと決めた仕事をやっていませんでした。
それに対して「やらないといけないなー。」という感覚はあったにも関わらず
急に指摘されて「何で怒られたの!!??」って思ったのです。
振り返ると、すごい矛盾。笑
怒られなければセーフ
その数日後、ある研究員と1on1ミーティングした時のことです。
(この研究員は、キャリアコンサルタントとしても活躍しており手放すラボで新たな取り組みが始まっているので今後共有していきます。)
研究員:「なぜ、所長に急に怒られたと思ったのかな?」
とら:「小中高と、怒られなければセーフだと思ってたんですよね。『宿題しなくても、怒られなければ大丈夫。』『ミスしても、怒られなければ大丈夫。』って思ってました。」
僕は、怒られなければミスしても問題ないと思っていたし必要最低限以上のことをする必要もないと思っていました。
怒られなければセーフ
と思っていきてきたのです。
僕みたいな感覚の若者は、意外に多いと思います。
しかし、今僕は手放す経営ラボラトリーという次世代型の組織で仕事をしています。
進捗管理や面倒を見てもらえるような環境ではいし、自分で管理しないといけません。
(サポートを受けながら仕事をしている部分が多いですが…)
その環境で仕事をするのであれば、「怒られなければセーフ」は論外です。
少なくとも、僕は将来ビジネスパーソンとして活躍し、何かの分野で一目置かれる存在として信用も稼いで生きていたい。
そんな人生のビジョンがぼんやりとでもあるにも関わらず、「怒られなければセーフ」という部活動で培った怒られないために必死に歯を食いしばっていた癖が抜けきれていないんだと思いました。
もっと、何のためにこの仕事をやっているのか?を自分に問いながら、
一刻も早く、「怒られなければセーフ」という感覚が抜けるように習慣づけていきます。