2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
そんな組織でインターンとしてジョインする大学生のトラくん。
「社会」「キャリア」「組織」についてZ世代と言われる若者の生の声をお届けします。
一年ぶりの野球
先日、約1年ぶりに野球をしました。
高校時代、僕は野球を365日やっていましたが、この1年、バットもボールを握っていなかったのでどんな状態になっているか楽しみでした。
案の定、思うように体は動きませんでした。
早く走れないし、ボールを打とうとしても空振りばかり
「ブランクがあるから思うようにはいかないのは当たり前だ」と感じました。
こう見えて僕のポジションは、キャッチャーなのですが。(どう見えてるのかわかりませんが。笑)
意外にも現役の頃より明らかに良くなっていた点がありました。
キャッチャーの役目は、守備の時、瞬時に状況判断して指示を出すこと。
それが、現役の頃に比べてものすごくレベルアップしていたのです。
例えば、ランナーが一塁に出ると盗塁やバントやエンドランなどの動きがあるかもしれません。
それに備えて、どんなポジショニングをするのか
バッターはどんなバッターか、ランナーの足は速いのか?遅いのか?
様々な状況を踏まえて、指示を出します。
野球に必要な能力を、野球以外から学べた
高校時代は、毎日必死で監督の怒号と戦い、体力的にも追い込まれた状況でプレーに挑んでいたため
全体の状況を考える余裕がありませんでした。
怒られる時も、怒られている理由がわからないまま必死にプレーしていました。
ベストな策は何か?どんな指示なら伝わるのか?
頭を使う部分が高校生の頃に比べて格段にレベルアップしていたのです。
これは、野球から離れインターンシップに行ったり、イベントを主催する中で
・逆算して先を読む力
・状況を判断する力
・相手にわかりやすく伝える力
が身についたからだと思います。
トップダウンの組織で、怒られ続け必死にプレーしていた時よりも
野球以外の経験から、先読み力、状況判断力、伝える力 を身につけた現在の方が
僕は、いいキャッチャーになれたと思います。
このことは、仕事や他の競技にもつながるのものではないかと思います。
野球から離れて、他のことから学びがあったように
一つのことを、思考停止状態で必死にやることも大切ですが
その仕事や競技から離れ、全く別の経験を積むことで身に付く能力が、結果的に最初の仕事や競技のレベルアップの助けになることがあるかもしれません。
僕は、高校時代
・様々な情報に触れて野球以外の体験をする。
・怒られた理由と改善策を考える。わからなければ聞く。
この二つをおこなっていれば、野球も上達していたのではないかと思います。
トップダウン組織で、同じような業務を毎日やるより
他の経験を積めるような余裕を持つことが自分のレベルアップに繋がるかもしれません。