2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
そんな組織でインターンとしてジョインする大学生のトラくん。
「社会」「キャリア」「組織」についてZ世代と言われる若者の生の声をお届けします。
目先の目標に集中しても成長しない
【トラの自由研究014】でも取り上げた、川上優子さんの講演会での気づきです。
川上優子さんは、大分を拠点とする女子陸上競技部である大分キャノンアスリートクラブで監督を務めていらっしゃいます。
成長する選手と成長しない選手の練習の取り組み方について以下のようなお話をされました。
400メートルダッシュを47秒以内に走るという課題を与えられた時
成長しない選手:「課題の47秒以内で走ることに集中して400メートルを走る。」
結果を残す選手:「目標の数字に集中するのではなく、ラストスパートだと思って400メートルを走る。」
つまり、練習中の目標に集中するのではなく、どんな時でも本番を想定して練習をしているそうです。
なんのために練習をしているのか、本質を理解できている人が、成長していくのだと思いました。
結果を出すアスリートに共通するのは、本質を理解する力があることなのです。
提出期限を守れなかった【トラの自由研究】
これは、スポーツだけに限らないと思います。
今、僕が書いている「トラの自由研究」 最初の頃は、提出期限も守れていませんでした。
そのころの僕は、提出期限に間に合わせるために記事を書き続けていました。
しかし、最近はこの自由研究は誰のために、何のために書いているのか?を考えるようにしました。
きっかけは僕の信頼している友人からの一言。
「何をするにも目的がある。記事を書くことの本来の目的を達成できているのか考え、確認しないと意味ないし、楽しくないと思うよ。」
衝撃でした。当たり前のことだと思うのですが、自分にはその発想がありませんでした。
それからというもの自由研究を書く意味を一つ一つの記事に対して徹底的に考えるようになりました。
誰のために→1.次世代型組織に変革したいと組織の悩みを抱えている社会人。 2.次世代型組織で働きたい若者
何のために→1.若い人の感覚を知って組織づくりの参考にして欲しい。顧客につながる可能性もある。 2.自分のキャリアを考える上での参考にして欲しい。
結果的に、記事を書くスピードも上がり、期日も守れるようになりました。
課題や仕事を与えられて目標を達成することだけに専念していると、楽しくないですし期待以上の仕事をすることができないと思います。
課題や仕事の目的や本質を理解することで、仕事のやる気も質も上がるのではないでしょうか?
これから、どんな仕事をするにあたっても常に意識していきたいです。