2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
そんな組織でインターンとしてジョインする大学生のトラくん。
「社会」「キャリア」「組織」についてZ世代と言われる若者の生の声をお届けします。
トラでーす!
本日は、【トラの自由研究004】です。
ここ数日テレビCMが話題になっている。 株式会社CAMPFIRE代表 家入一真さんの興味深いインタビュー記事があったので取り上げていきたいと思います。
「人をマネジメントできる」なんて思わない
子どものころよく「人の痛みがわかる人間になりましょう」って教えられたけど、そんなものわかるわけないんですよ。目の前に血を流してる人間がいるとして、それで自分も痛いかって言ったら全然痛くないですよね。でも、血が出てたらやばいなと思って助けるじゃないですか。マネジメントって、そういう感じが一番いい。
R25 「チャットの発言パターンは5つだけ」家入一真が明かす“人に期待しない”マネジメント術 より引用
参考記事:「チャットの発言パターンは5つだけ」家入一真が明かす“人に期待しない”マネジメント術
「社員に指示通り動いてほしい。」「結果を出してほしい。」と思って、社内の部下や仲間たちと接している方は少なくないと思います。
「お前のことを信頼してる。」「お前に期待している。」という期待の言葉は、ポジティブなイメージですが
「期待に応えよう。」 「上司が求めている行動をしよう。」
などと、会社が持つ本来のビジョンや、目的達成のためではなく、上司に認めてもらうために仕事をしたり、その信頼や期待を受け止めきれず、荷が重くなったりすることがあると思います。
家入一真さんのような「期待はしない。他人なのだから、分かり合えるわけがない。」
という考え方は、期待や信頼を手放すという意味で、次世代型の組織に向いていると思います。
子供の頃、「みんな同じ人間だから、分かり合いましょう。」と教わったのを覚えています。
”分かりあおう”とするより、”分かり合えない”と割り切った方が、相手の考え行動を受け入れられると思います。
次世代型組織を作っていく上で、「人は、思い通りにならないし、分かり合えない。」と考えることは、管理を手放すことにつながると思います。
トップや上司がそういったスタンスでメンバーに接することで、メンバーがそれぞれセルフマネジメントができるようになったり、自発的なモチベーションが上がったりするのではないでしょうか?