手放すラボに嬉しい報告
先日実施したティール組織の読書会(その時の様子はこちら)がきっかけで転職を決めた!
との報告。
「ティール組織」に興味を持ち読書会に参加していた方が、ティール組織実践企業の社員として参加していた方と出会い、その後、その会社に就職したそうなんです。しかも、入社した方のスタートダッシュがすごいらしいんです!
ティール組織実践企業とは、以前インタビューにも登場いただいた熊本の住宅会社 株式会社ロジックさん。
実は私、この時の読書会に参加していて、「ティール組織に興味がある」と言って参加していた方、さらにロジックの社員さんとも同じテーブルだったんです。
まさに、二人の出会いの場に鉢合わせていた私。
その運命の出会いの瞬間を・・・完全に見逃していました。笑
ただ、普通に読書に勤しんでいた私。
真剣なんです。
さらに、おしゃべりに夢中なんです。
キャリアの「価値観」「判断軸」は何ですか?
遠い昔、大学3年生の頃の私の就職活動の基準は「大企業」「ピンヒールをカツカツ音を立ててオフィスビルから颯爽と歩く私=キャリアウーマン」であればどこの会社でもいい。
こんな大雑把な判断基準で就職した私。
実際、大企業に就職してピンヒールで歩くキャリアウーマンになれたわけなのですが、その時の私には「どんな組織で働きたいか、どんな状態で働くのが自分にとって幸せか」という判断基準はありませんでした。
10年間同じ会社で働きましたが、いつもどこかに漂う違和感は何だったんだろう?と自問した結果、自分らしく振る舞えない場面が多かったからだったんだなぁ、とふと答えが出たんです。
会社には仮面を着けて出勤していました。キャリアウーマンの仮面です。
そこは、私が私らしく働ける場所だったんだろうか?
ティール組織読書会で自己紹介の時に「ティール組織で働きたい!と思って今日は参加しました!」とお話ししていた彼のことはよく覚えています。
仕事内容が何なのか、何がやりたい!ということを差し置いて「ティール組織で働きたい」というのがユニークだな。と思ったので。
でもよく考えたら、会社選びは「会社規模」や「何をするのか」という判断軸だけじゃない。
「どんな組織や環境で働いて、どんな状態が自分にとって幸せか」という判断軸だってとても重要ですよね。
いや、多くの人にとって後者の判断軸の方がより重要なんじゃないか?とさえ思います。
そう考えたら、「ティール組織のような組織で働きたい」という人は今後増えてくるんじゃないかと思います。
「やりたいことは何か?」と、自分自身に問うだけじゃなく、「どんな組織で働いてどんな状態でありたいか」という判断軸と今の状態がマッチしているのか、考えてみるのも自分の人生を考える上で大切ですよね。