ドラマ「おっさんずラブ」見ていましたか?
さえないサラリーマンの青年が、部長と後輩、二人の男性に告白されるという「おっさんがおっさんに恋をする」ストーリーです。
視聴率よりもweb、特にSNSを中心にすごく盛り上がっていて、番組の公式Instagramのフォロワーは約50万人!
Twitterでは放送中に「#おっさんずラブ」が世界のトレンド1位になりました。
私ももれなく、ハマりました!(笑)
このドラマが面白いのは、主人公の男性がもともとゲイではなく、ふつうに女好きな男性であるところ。
しかし、男性から告白され、その男性と付き合ってみたいと思う自分を発見します。
また部長役の男性も、結婚しています。見た目もダンディーだし夫婦も仲良し。
ですが主人公と出会ってから、彼を好きになっていくのです。
つまり、ゲイとか同性愛のいわゆる非日常な世界が描かれているのではなく、登場人物のセクシュアリティの境目も曖昧。
どの企業にもいそうな、ふつうの人たちの日常が切り取られている感じなのです。
そして実際には、どの企業でも起きうることなのでしょう。
LGBT(セクシャルマイノリティ)の割合は7.6%。
左利きの人と同じくらいの比率だと言われています。
確率的には社内にいても何ら不思議はありません。
「うちの会社ではそういう話を聞いたことがない」という人が大半だと思いますが、それは“存在しない”のではなく“オープンになっていない”だけです。
Q.あなたの会社の既婚男性が、同性が好きになったと言ってきたら、どうしますか?
Q.社内で同性同士のカップルができたら、どう対応しますか?
「おっさんずラブ」のようなドラマが流行るのは、
世の中のLGBTに対する理解が進んできている、
言い換えれば、私たちが異性だけを好きになるのが固定観念だという
認識が広がってきているということではないかと思います。
いいタイミングなので、社内ダイバーシティについて考える際の“参考ツール”として、
このコンテンツを活用してはいかがでしょうか。
基本コメディなので、話し合う際のハードルがうんと下がると思います(笑)
そして社内や各人の“固定観念”を手放す契機になるかもしれません。
《まとめ》
自社は人に対してどんな固定観念を持っているのか?どんな人が集まり、どんな関係性をつくる場なのか?
改めて共有してみよう。