坂東:今回は乾さんと武井さんと手放す経営ダイアログの紹介をしたいと思います。手放す経営ダイアログfor presidentという経営者向けのプログラムですね。
どんな経営者向けのどんなプログラムなのか?ということで「興味はあるけど、よくわからない」という声を聞くので簡単に説明したいと思います。
まずは「どんな経営者向けですか?」ということですが、乾さんいかがでしょう?
乾:(ティール組織やホラクラシーと言った)進化型組織を目指したい、でもそんな組織にして大丈夫なの?という不安を感じている経営者向けの場だと考えています。
坂東:つまりティール組織という本を読んで興味は湧いたけど、自分の会社に取り入れて大丈夫かな?自分の会社でチャレンジしてみたいだけど怖い。会社の業績が落ちちゃうんじゃないかとか、中々踏み出せない人向けということですね。
私も実際、自分の会社をフラットな組織にしようと組織改革を始めた時に、こういう相談や質問ができる場があったりすればよかったなぁと思うんですよね。語り合える場ですね。経営者同士だからこそぶっちゃけた悩みや課題について語り合えるんじゃないかと思います。それを1週間に1度、4回に分けてテーマを決めて対話していくというプログラムです。限定8名です。1回目は武井さんに仕切ってもらいます。
乾:1週間ごとに1つのテーマでやっていきます。1回目は武井さんの担当で「ジャッジしない経営が成立するのか?」とタイトルをつけていますが、武井さんはどんな感じで進めますか?
武井:「ダイアログ(対話)」なので、皆さんとお話がしたいですね。やっぱり今までの経営論は、経営者の役割=意思決定をすることだった。
ただ自律分散型社会になることは意思決定の権限が分散していくわけですよね。
それって、
意思決定権という経営者としての特権を手放すことは、経営者の役割は何なんだろう?こういうところを考えていくことに繋がる。
僕はこっちの心理的なところの方が大事だと思うんですよね。
乾:なるほど。意思決定を手放した後の経営者の役割は何か?ということですね。
武井:具体的は方法論だけじゃなくて、皆さんと赤裸々に語り合えたらと思ってます。
乾:そんな話をできる場って中々ないですよね。
武井:経営者同士の課題とか、立場が近い人同士でこういう話ができたら深まるかなと思ってます。
坂東:2回目は僕が進行役で、テーマは「手放すとは?先駆者の事例共有」です。手放した先駆者は僕も含めて今までリサーチしてきた進化型組織の実践者の事例を共有しながら、具体的にはこんなことが起こったよ、などを対話しながら共有できればと思っています。
乾:日本で1番進化型組織を見てきている坂東さんから具体的な話が聞けるというわけですね。
乾:3回目のテーマは「DXOを使って手放す準備を整える」ということで僕が担当させてもらいます。DXOの構成やDXOをどうインストールしていくのかをお話していきたいです。DXOのテキストだけでは伝わらない話をさせてもらう事で、有用そうな部分と逆に難しそうな部分が見えてきたら、そこも含めて皆さんとお話ができたらなと思ってます。
最終回は武井さんが担当で、ダイアログが始まってから1ヶ月なので坂東さんや私も含め、全員で対話できる場になればと思っています。
坂東:ダイアログは4回で終わりですが、終わった後も継続してやりとりができ続けていきます。
乾:そうですね。基本的にはfacebookの限定ブループで交流させていただく予定です。ダイアログはzoomで行いますが、普段のやりとりはfacebookの中でやりとりをさせていただきたいと思っていて、4回のダイアログが終わった後も情報交換ができるようにしていきます。
武井:このプログラムに参加された方が何を受け取るのか、この価値というのは本人しか決められません。組織の変革は経営者や会社にいる人たちの準備ができているかどうかが1番重要な所だと思います。何でもかんでもDXOで解決できるという話ではなくて、会社の準備が整っているかどうかをこのダイアログでそれぞれが認識ができれば、いいなと思っています。あとはDXOやるだけじゃんという話かもしれないし、その前にもっと整えなければならない所が見つかるかもしれない。そもそも全然別の部分に課題があるかもしれないので、そういうものがここであらわになればいいなと思います。
コンセプトはコミュニティ作りなので、コミュニティに自分自身が入って体感することによって、そのイメージで会社を作ったらどうなるのか、コミュニティって誰が偉いとか偉くないとかそんなの関係ないじゃないですか。自分自身がそこにどっぷり浸って体感することが、1番の身体的な学びだと思うので、長くお付き合いいただければなと思います。
坂東:10/14からスタートのダイアログは限定8名なので興味ある方はぜひ。
乾:もう既に申し込みいただいているので。枠が埋まる前にお申し込みいただければと思います。
坂東:お会いできるのを楽しみにしています!!
動画でもご紹介↓↓↓