2017年7月から進化型組織の実践をはじめた株式会社ブレスカンパニー。
そんな組織でインターンとしてジョインする大学生のトラくん。
「社会」「キャリア」「組織」についてZ世代と言われる若者の生の声をお届けします。
「意見や質問があったら言ってね!」は、何も言えない
1ヶ月ほど前から行っている、1on1ミーティングで
年齢も、仕事の面でもレベルがすごく上だと思っている研究員と僕がペアになった時のこと。
先輩研究員:「毎週行っている、手放す経営のミーティングの中で、僕の改善したほうがいいところある?」
「直したいから、教えて欲しい!」
トラ:「喋るスピードが速くて、ついていけないです!」
というやり取りがありました。
おそらく、
先輩研究員:「何か、意見はある?」
と言われていたら
とら:「ないです。」
と答えていたと思います。
なぜ僕らは、何も言わないのか
よく、「意見や質問があったら言ってね!」と言われることがあります。
大学生は、バイト先や部活動、インターン先などでこのようなことを言われる機会が多いのではないかと思います。
よっぽど聞かないといけないことがない限り、僕は質問する勇気がありません。
「とりあえず今分からなくても、あとでGoogle検索すれば、わかりそう。」
「わからないけど、取り掛かったら自分でできるかもしれない。」
と僕は思ってしまいます。
いくら優しく聞かれても、目上の方に質問や意見を言うのは心の準備がいるものです。
結局、「質問や確認しておけばよかったー!」と思うことばかりです。笑
意見を言ったり、質問ができなかったりする理由は、
「こんなこともわからないの?」と思われそう。
と思ってしまうからです。
しかし、今回の1on1ミーティングでは
「教えて欲しい。」「意見を言って欲しい。」というスタンスだったため、意見を言うことができました。
質問を仰ぐ方のスタンスとして
「わからないことを、教えてあげる。」
よりも
「説明不足だったところ、伝わらなかったことを教えてもらう。」
というスタンスで聞くとと、若い人は意見を言えるようになるかもしれません。
僕は、先輩研究員の「教えて欲しい!」という言葉のおかげで意見を言うことができました。
質問できない若者にも、問題はあるかもしれませんが
ちょっとした一言と、スタンスを変えるだけで相手に質問ができる勇気を与えたり、意見を言っても大丈夫という安心感を与えることができると思います!
ぜひ試して欲しいです!