「エンジニアが光り輝ける理想の組織にしたい」鈴木商店、鈴木社長の熱い想いを伺った前回インタビュー。
今回は、中の人としてこのティール組織移行をどう捉えてらっしゃるのか、現場のリアルをズバリお聞きしたく、3名の社員さんにインタビューを行いました!
(※「ティール組織」の解説はこちら)
ーこんにちは!本日お越しいただいたのは鈴木商店社員、白石さん、姜さん、北川さんの3名です。
ーお二人とも、入社時点では一般的な会社組織であるという認識で入社されたんですね。
ー白石さんが一番古株ですね?これまで組織の変遷を教えてください。
そんな状態でしたね。 けど、社員数が20~30人くらいの規模から「全員一丸」という状態が難しくなってきた。そこでヒエラルキー型組織を取り入れ始めたんですよね。 そこらへんから面白く無くなってきました。
ーどのあたりが面白くなかったんですか?
ルールも増やしてしまって、仕事を面白くなくしてしまいました。 見積り精度はある程度挙がったのですが、私自身も疲れてきてしまいました。
ーそんな状況の中、組織改編を告げられたわけですか?
くらいの投げかけだった。 それに対しては「そうしましょそうしましょ!」という感じ。
ーどんなふうにスタートを切ったんですか?
ーこのチームでうまくいったら全社的に広げていくというイメージですね?
ー何が始まったんですか?
こんな感じですね。
ーあっさりですね。笑
役職を廃止することに抵抗はなかったですか?
もともと役職なんて辞めたかった。 開発の仕事以外のマネジメントの仕事量が3分の1になったので、ストレスが減りました。
ー今までやってたマネジメントの仕事はどこに行ったんですか?
今のところ支障はないですね。結果はこれからだと思います。 ただ、チームの雰囲気はすごく良くなった。雰囲気の結果はすぐ出た!
ーメンバーの方が最初にティール組織をやろうと聞いたときはどんな印象でした?
ー具体的にチームとしては何を進めているんですか?
最初は守破離だ!と、ホラクラシー 経営を真似ながらやってみようという具合にスタートしました。 スカウティさん(株式会社scoutyの記事はこちら)を参考にしながらですね。 ガバナンスmtgをしつつ、ロープレをしながら感覚をつかんでいっている途中です。
ー困っていることはありますか?
前よりは、いろんな人とコミュニケーションが取れるようになりました。
ーティール組織では情報の透明化が一つのポイントでもありますが、どうですか??
まだオープンになってないのは給料ぐらいですね。 給料をどうするかが今後の課題ですね。 他の会社はどうなっているのかな・・・
まとめ
「役職を廃止してストレスがなくなった。」
すぐに結果が出たのは、メンタル面だったようです。
鈴木社長の熱い思いに幹部を含めた社員の方々もアグリーのよう。
組織改革を進めるにあたり、トップ一人が息巻いている状態では、その浸透は難しい。鈴木商店ではもともと意思決定において自由な風土があったこともあり、滑り出しは好調のようです。
進化型組織への進化を始めた鈴木商店。
今後の進化にも注目です!!