「社員のまま10倍稼ぐ働き方」「天才を引き出す組織づくり」というトークテーマで、
編集者の箕輪厚介さんと開催したトークライブの模様をお伝えします。
社員のまま外で活躍するという新しい組織の形とは?
幻冬舎の箕輪厚介さんっていう編集者の方をお招きしてやったんですよ、トークライブを。知ってますか?
あと、SHOWROOMの前田さんの「人生の勝算」という本とか、そういうのが軒並み売れてんですね。
だから、売れてる本は最近はだいたい箕輪さんがつくってるみたいな。
で、そういう人を会社としてはどうやって引き留めんのかと。
引き留められてるっていうか、それでもいたい会社っていう。
まあ、そんな人なんですよ。だから、すごい話聞いてみたいし、ただ話聞くのもおもしろくないので、掛け合いしながら上手く引き出せて、よりその場がいいものになればいいなあと思ってトークライブという形にしたんですけどね。で、120人ぐらい来てもらって。
へぇ~、おもしろ~い!
そうだと思う。そういう感性はあるんだと思うなあ。で、とにかく世の中に出てる本より、自分が本をつくる立場だからこそ、めちゃくちゃ自分は成長できると。
僕らもそうじゃないですか、ゲストとか呼んだら、この収録じゃない話がおもしろいじゃないですか。
だから、役得っていうの?それによってすごい自分が吸収できたり成長ができるんだというふうに言ってるんですけど。
で、会社の中には編集者で売れない人がいるらしいんですよ、後輩とかでも。
その人たちは売ろうと思って本をつくってると。
うわぁ~、それすごいなぁ~。
で、企画会議に最近もってきたのが「ヒザ裏の血流をよくする」みたいなの。最近流行ってるみたいですね。
で、その第一人者みたいな人に本を書いてもらうみたいな企画をもってきたと。それで、箕輪さんが聞いたと。
「本当にこれはおまえは書きたいのか。違うだろ。自分が興味ないのを『売れそうだ』っていう理由でつくったって、売れないよ」って。
あ~、「情熱が傾かないよ」ってことですかね。
そのために自分のフォロワーを何万人も増やして、7万人いるんですけど、めちゃくちゃ宣伝もするし、本屋さんもまわるとか、とにかく売るための努力をひたすらするんですけど、それはやっぱり本当にいい本をつくったし、届けたいと思うからだと。
だから、魂入らないと、あるいは熱狂しないと売れないよと。
たしかに。それ、何の仕事にも通じますよね。自分がしてる仕事に対して誇りもつというか、本気でやるって。
あ、そしたらやりたいな。
箕輪さん、最初から結果出てたわけじゃないから、そういうポジションを勝ち取って、今は社長の見城さんが「箕輪は何しても任せよう」というふうなところまでいってるらしいです。それは圧倒的な結果出したから。
だから、「『今のやってる仕事がつまんないからそこそこやっといて、他で何か副業で楽しいことやろう』みたいなのは人生の浪費」みたいな言い方をするんですよね。
だから、プロデュースっていうことを横展開させて、商品開発のプロデュースとか、SNSのコンサルとか、あとはオンラインサロンというところでサロンメンバーと一緒にものづくりとか、仕事いろいろ請け負ったりしてるんですけど。
だから、箕輪さん的にはつながってるんですよね。
たしかに。雲の上の太陽みたいですね、なんか。
ちょっとモヤモヤってしてるけど、ガタガタしたりするけど、越しちゃうと……
まあ、そういうことをしたければね。みたいなことを言ってて。
「その会社だからまわりからチヤホヤされてるんだよ」っていう人がいますけど、箕輪さんって逆で、箕輪さんが会社の看板になってきてるっていうか、幻冬舎が今すごく注目されるのは箕輪さんのおかげもあるんじゃないかと思うので。それって新しい感じですよね。
社長がもてはやされることはあっても、社員の人がそんなに輝くってあんまり今までなかったですよね。
そうね。だから、やっぱり自分があくまでも主体で、会社でどう生きるか、自分がより社会人としてどう生きるかっていうのをちゃんとデザインして、圧倒的な努力をして。