「ティール組織」「ホラクラシー」「自律分散型組織」「自然経営」etc.
Q.いろいろあるけど、どう違うの?
Q.手放す経営って、なに?
とよく聞かれます。
そこでここでは、手放す経営ラボラトリーの位置づけや、手放す経営は何を目指しているのかについて、整理をしたいと思います。
結論から言うと
「それぞれ違いはあるけど、目指すところは同じだよ!」
「ぜんぶいいじゃん!」です(笑)
手放す経営について
手放す経営では、「持続可能な組織」づくりを試行しています。
持続可能な組織を作るための3つの条件として「自律分散」「循環」「重なり」があると考えています。
では何を「手放す」のかというと、「中央集権」であり「搾取」であり「分断」です。
実はこの3つは、上記にあげた、条件「自律分散」「循環」「重なり」の対義語にあたります。
「中央集権(⇄自律分散)」「搾取(⇄循環)」「分断(⇄重なり)」という関係性です。
「中央集権」「搾取」「分断」を手放すことで、「自律分散」「循環」「重なり」が手に入り、持続可能かつ、人が人らしく働ける“ごきげんな組織”に進化していくことができる。
私たちはそう考えています。
ティール組織への見解
よく「手放す経営ラボラトリーではティール組織を目指してるんですか?」と聞かれます。
私たちはティール組織を目指しているわけではありません。
ティール組織には3つの共通点があると考えられています。
それは、「自主経営」「全体性」そして「進化する存在目的」です。
私たちはティール組織にしたいと考えているわけではないのですが、行き着く先は同じだと考えていますし、重なる部分はとても大きいと思います。
ですからティール組織のあり方について、とてもシンパシーを感じています。
また、私たちは一般名称として、「ティール組織」という言葉を使うことがあります。
「進化型組織では、〜」と言いたい時に「ティール組織では、〜」と言ったり。
ティール組織という言葉の知名度が高いために、一般呼称として活用させてもらっているケースがあります。
自然経営について
そして、自然経営。こちらについても、私たちは進化型組織の「あり方」の一つだと考えています。
自然経営では「情報の透明性」「力の流動性」「境界と感情の開放性」の3つの要素が大切だと整理されています。
それぞれの関係性
私たちは、進化型組織というカテゴリの中で、ティール組織、自然経営、そして手放す経営は、お互いに重なり合う「あり方」であると考えています。
ですから、どれが正しいとか、どっちが良いとかいうことではないという認識なのです。
そして、こうした幾つかの「あり方」がある一方で、どのように進化型組織を実現していくのか?という「やり方」がDXOです。
経営を進化させる実践書「DXO」は「やり方」である。
▼DXOテキストの一部▼
DXOは進化型組織にアップデートするための「やり方」であり、自然経営やティール的なあり方の組織を志したいという企業にとっても、活用できると考えています。
▼DXOテキストの一部▼
進化型組織(のうちここでは「ティール組織」「自然経営」「手放す経営」)について、「あり方」と「やり方」に分けて整理しましたが、いかがでしたか?
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