2020年10月からスタートした「インストーラー実践会」
経営を進化させるプログラム「DXO」を企業に“インストール”する役割を担う人(インストーラーといいます)が学び合う場です。
所長の坂東も会費を払って参加している実践会では、どういう内容で行われているのか?どんな人が集まっているのか?などご紹介します。
■デジタルトランスフォーメンション時代の組織デザインプログラム「DXO」
■手放す経営ラボラトリーでは、“ティール”“ホラクラシー”など進化型組織や最先端の経営スタイルを研究。また自社でも実証実験を重ねており、その様子をYouTubeやコラムでお届けしています。 また、組織をアップデートしていきたいという企業の支援をしています。
■オンラインコミュニティー「手放す経営ラボ」
https://www.facebook.com/groups/tebanasu.lab
■twitter @tebanasu_lab
坂東:今日は「インストーラー実践会」という手放す経営ラボのオンラインコミュニティの1つのプロジェクトについてお話しします。DXOという経営を進化させるプログラムを作ったんですが、DXOを企業に導入する人をインストーラーと言います。組織のOSをアップデートしていくプログラムになっていてることから、インストールする人。という意味で。
インストーラーになりたい人やDXOの勉強をしたい人が集まる「インストーラー実践会」を作って、グループで学び合う場をスタートしました。
どんなイメージがある?
小野:参加する前に見る「事前動画」というのがありますよね?動画で予習をしたり課題をこなしつつ、実践会では意見を出し合って進めていく場というイメージ?経営者の方ばかりが参加されているんですか?
坂東:経営者の方の他にも、会社員やフリーの方、コンサルタントの方、いろんな方がいてそれがまた面白いんだよね。今は約20名の1期生でスタートしています。みなさん、さまざまな目的で集まっていて、自分の会社にDXOをインストールしたいという会社員の方もいれば、インストーラーという役割を仕事にしていきたい方、経営者としてDXOの概念を学びたいという方など、様々です。
DXOのプログラムは12回のワークショップでできていて、その12回のワークショップをやっていくと最終的に組織がセルフマネジメント型になり、チームや個人単位で意思決定が自由にできるような管理がいらない組織に変容していきます。
今は、12回のワークショップを体感している感じです。
2週間に1回のペースで体験会をしているんですが、教える人がいて教わる人がいてという関係ではなく、教える人がいない学び合いの場になっているのが特徴。そのために事前動画を見てもらっています。動画の内容は、DXOテキストの補足の解説、ワークショップの中での事前課題や進め方、次回の課題などをお伝えしています。
実際に集まった時は、グループに別れてワークショップをやるんですが、インストーラー役を持ち回りでやるのが、面白くて、やってみると中々うまくできなかったり、こんな時どうする?など悩みが出てきたり、発言のタイミングなど、ワークショップの進め方や関わり方も人それぞれ違うから、そういうのがやってみると楽しい。
小野:今、何回目ぐらいですか?
坂東:4回目です。1回の実践会でDXOプログラム2回分のワークショップをするので全体として3ヵ月ぐらいかかります。
小野:その後はどうなるんですか?
坂東:受け終わったらインストーラーProという資格をもらえます。
僕たちはそもそもテキストを無料で公開していて、コピーレフトで流用転載自由でどんな風に使ってもらって大丈夫なようにしてます。
実践会に参加していなくても「インストーラー」って名乗ってもらっても構わない。今この時点でインストーラーが1500人ぐらいいるかもしれない。それは多いか。笑
小野:いるかもですよ。テキストを無料で公開しているから自分でできる人はインストーラーになって自由にしてもらっていいんですもんね。
坂東:僕たちの目的は経営の進化を実践する企業が増えてくれる事なので、知らないところでその動きが広まってくれるのは嬉しい。
ただ、真剣に勉強したい人は手放す経営ラボラトリーとして正規にインストーラーという枠組みは作っておいた方がいいと思って。
小野:公認って事ですね。
坂東:企業からしても、公認インストーラーに頼みたい会社もあるだろうし。
小野:テストとか何もなく、受ければ全員公認って事ですね。
坂東:1年間で3万円の会費をもらってるんだけど、このインストーラー実践会に入ったら、いろんな企業にインストールしていく際のリアルで新しい情報を共有できたり、実際にインストールしている企業のDXOのワークショップにオブザーバーで参加することもできていい経験ができる。このDXOのプログラムは型はあるけど、やり方は企業によって異なるので、いろんなケースを知れた方が自分の血肉にもなるし、知見がどんどん実践会でたまってきているので、それを共有できるのがとても価値のある事だし、実際にインストーラーで仲間ができたり。今、実施しているDXOのインストールも複数人で行ってるケースも多いんだよね。
それぞれの得意分野を担当した方が、インストール先の企業にとって価値提供がしやすい。そういう意味で仲間作り、学びあえる実践しあえる、情報共有ができる事がインストーラー実践会のメリットなんですよね。
小野:また同期も20人以上いるって心強いですね。
坂東:うれしい。1期生で入ってくれる人達って相当変わった人が多いよね。笑
小野:失礼じゃないですか!途中参加はできないですよね。2期生はいつ募集するんですか?
坂東:来年募集予定です。とても面白い場になっているし、回数を重ねる毎に仲良くなるのが楽しい。
小野:回数重ねると色々見えてきますよね。初めの印象とまた変わりそう。
坂東:全然違ってくるよ。札幌、九州、シンガポールまで集まってきてくれて、同じ関心を持ってるから話も盛り上がるんだよね。僕も参加費を払って実践会に参加しているので。みなさんと同じ立場。インストーラー実践会にはいつでも入れるんだけど、ワークショップは1回転終わったタイミングで次回参加してください。
そのうち1万人ぐらいなると思うので。1万人が10社にインストールしたら10万社じゃないですか。10万社が進化型組織になっていたら結構なインパクトがあると思うし、10万社の社員がいきいきと働いててくれたら面白いなと。
そうなった時に20人のインストーラー1期生はレジェンドだよね。
小野:番号つけたらいいんじゃないんですか?!社員番号みたいに。
坂東:それいいね、やろう。ぜひ参加お待ちしています。
【DXOインストーラー実践会】について
「ワークショップのやり方を学んで、自社に導入したい」
「インストーラーを仕事にしていきたい」
という方向けに、スムーズなワークショップの開催を研究したり協力して組織のサポートに入る体制を構築します。
■現在開催中のトレーニング
開催日:①10/6 or 12 ②10/20 ③11/3 ④11/17 ④12/1 ⑤12/15(2週間ごと)
時間:20:00~21:30
※初回開催日が告知より近かったこともあり、プログラム1回目のみ開催日を2日程設けております。
■内容:
・2週間に1回のワークショップ練習会を開催
・12コマのワークショップを1回に2コマ体験
・12コマのワークショップを全て体験すると公認インストーラーに
・インストーラー同士で連携しながら組織をアップデートできる
★公認インストーラーは手放す経営ラボからDXO導入の依頼があったり、インストーラー同士の協力体制が受けられます。
■活動場所
トレーニングはZOOMを使ってオンラインで行われます
情報共有や活動はチャットツール(Slack)を使います
■参加費
33,000円(税込み)
概要をご紹介しましたが、もっと詳しく知りたい!という方にはオンライン説明会や、個別相談も設けています。お問い合わせください。