今年話題になっているビジネス書の一つに「ティール組織」
「上下関係も、売り上げ目標も、予算もない!?」という帯に興味を惹かれて読まれた方も多いはずです。
日本での注目度の高さは2014年に本国で発売された原著以上とも言われます。
その理由は、この本に描かれた組織の進化系と言われる形と、現在の多くの日本企業の姿にあまりに乖離があるからかもしれません。
今回と次回の2回に分け、この「ティール組織」の内容とドラッカーのマネジメント論を照らし合わせながら、これからの「働き方」「会社」「組織」がどういう姿になるのかを探っていきます。
まずは、組織コンサルタントと、かつて一緒に仕事をしたことのあるクライアント企業の社員との会話から見ていきましょう。