学歴や収入よりも、自分の進路を自分で決める「自己決定度が日本人の幸福感に大きく影響しているとの調査結果を、神戸大と同志社大の研究チームが発表した。
日本は国連の「世界幸福度報告書」で幸福度ランキング54位に低迷。
幸福度を上げる鍵は「周囲と違う個人の選択を尊重すること」と指摘している。
インターネットを通じて全国の20~69歳の男女約93万人に調査票を配信。
約2万人の約100個の質問への回答をもとに(1)収入(2)学歴(3)自己決定度(4)健康(5)人間関係--の五つの要因が幸福感にどう影響しているかを分析している。