年功序列の給与体系が影響し、アメリカなどに比べ安いと指摘されてきた、日本の高度IT人材の給与水準に異変が起きている。
年収の世界比較では、CIO/CTO(最高情報責任者/最高技術責任者)クラスで 年収5000万円、プログラムマネジャー2000万円などの職種で、日本が8カ国中で最高レベルをつけた。
4月にはファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイが、AIやロボット工学の「天才」を最高年収1億円で採用すると発表。
グローバルに打って出るIT企業の間で、ハイスキルなIT人材の獲得に、高額報酬を惜しまない空気が生まれつつある。