グローバルな経済至上主義が歪みを生み出している。
そんな感覚ありませんか?
しかし、
「それの何が歪みを生み出しているのか」
「その歪みはどうすれば解決していけるのか」
「そのために私は何ができるのか」
そこまで考えを巡らすことができている人は多くないように思います。
今回のゲストである新井和宏さんは
金融業界に身を置き、外資系のファンドマネジャーとして数兆円を運用するキャリアを築かれていました。
2007年、2008年の大病とリーマン・ショックをきっかけに鎌倉投信という経済至上主義とは異なる方針で運用する会社を創業されました。
そこから10年後の2018年にeumoを創業
・一定期間をすぎると使えなくなる、つまり貯めることができない
・お店に行って直接渡すことしかできない
・支払うお金に感情、言葉、背景をつけることができる
こういった不思議な特徴を持つお金を生み出しました。
「不思議すぎる!一体なぜそんなお金を生み出したのでしょうか?」
さらに、今年の7月頭にはeumoを非営利型株式会社化されました。
株式会社なのに非営利!?
「どういうことなのでしょうか?ますます訳がわかりません!」
1つ分かるのは、新井さんのお話を通して私たちが冒頭の疑問への最適解に迫ることができる
ということ。
今回は、eumo創業後からプロセスを共有している武井浩三氏と共に
「ならでは」の話もお聴きできたらと思います。
また、8月3日出版される新著
「あたらしいお金の教科書: ありがとうをはこぶお金、やさしさがめぐる社会」
の溢れ話も出てくるかもしれません。
今の時代を生きるビジネスパーソンの必修科目といってもいい本テーマへの理解を深め、
実際に何ができるか一緒に探求していきましょう!
ゲスト 新井 和宏さん
◆経歴
1968年生まれ。東京理科大学卒。
1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。公的年金などを中心に、多岐にわたる運用業務に従事。2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。2008年11月、鎌倉投信株式会社を元同僚と創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍した。鎌倉投信退職後の2018年9月、株式会社eumo(ユーモ)を設立。
著書
『投資は「きれいごと」で成功する』(ダイヤモンド社)
『持続可能な資本主義』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』(イーストプレス)
『共感資本社会を生きる』(共著・ダイヤモンド社)
トークライブ概要
日 時: 8月11日(水)20:00ー21:30
参加方法:YouTubeLiveによる視聴
※youtubeのURLに時間になったら、入室ください!
参 加 費:無 料
スピーカー 武井浩三
ダイヤモンドメディア株式会社創業者、(一社)自然経営研究会 発起人/代表理事、(一社)不動産テック協会 発起人/代表理事、ホワイト企業大賞 企画委員会 委員 手放す経営ラボラトリーCPO
2007年にダイヤモンドメディアを創業。
経営の透明性を徹底的にシステム化した独自の企業文化は、「管理しない」マネジメント手法を用いた次世代型企業として注目を集めた。現在は、創業した会社を自ら手放し、ティール組織・ホラクラシー経営等、自律分散型経営の日本における第一人者としてメディアへの寄稿・講演・組織支援など多岐に渡る活動を行う。2019年10月手放す経営ラボラトリーにCPOとしてジョイン。
著書
『社長も投票で決める会社をやってみた。』(WAVE出版)
『管理なしで組織を育てる』(大和書房)
『自然経営 ダイヤモンドメディアが開拓した次世代ティール組織」』(内外出版社)
モデレーター 手放す経営ラボ所長 坂東孝浩
大学卒業後から、一貫して大企業~ベンチャー企業まであらゆる組織の課題解決に携わってきた。その数800社以上。しかし、時代や環境の変化が激しさを増してくるとともに、研修や採用ブランド力向上などの手法では根本的な課題解決ができないと感じ始めた。そこで、手放す経営ラボラトリーを設立。最先端の組織や経営スタイルを研究、自社でも“手放す経営“を実践している。
現在は新しいカタチの組織デザインと、組織改革の実行支援を通じて全国のクライアント企業のサポートを行なっている。