「奇跡の経営」のその先へ
企業の成長のカゲで社員が犠牲になる時代は終わった!
社員のコントロールを一切やめ、急激に業績を伸ばしたセムコ社の奇跡の経営が出版されて15年以上経過しました。
当時、社員は管理するもの、されるものが当たり前だった日本では、その経営スタイルは物議を醸し、大変話題になりました。
手放す経営ラボラトリーが月に1度ゲストを招いて開催している手放すトークライブ!
今回のゲストは書籍「奇跡の経営」を翻訳された岩元 貴久さんです。
岩元さんご自身も、外資系大手経営コンサルティング会社勤務を経て起業。
日米で複数の会社を経営しながら、数多くの起業家、ベストセラー作家、講演家、事業家にコーチングの指導をしているマスターコーチとしても知られる存在。
そんな岩元さんをゲストにお招きして、
ご自身が経営している会社に「奇跡の経営」にどう影響しているか、
また、奇跡の経営出版から15年以上経過した現在、新時代の「奇跡の経営」とは何か?
について、日本における進化型組織の第一人者である社会システムデザイナーの武井浩三と、
進化型組織の研究と実践を手掛ける手放す経営ラボラトリー所長の坂東、3人でディスカッションしました。
【手放すTALK LIVE#29-ダイジェスト版②-】はこちら
ゲスト 岩元貴久さん (奇跡の経営 翻訳者)
◆プロフィール
1966年鹿児島市生まれ。
アメリカと日本でマーケティングコンサルティング会社、ソフト開発会社、コーチング会社、不動産投資会社、ASP事業会社等、複数の会社を経営している企業家。
『情報商人:情報をお金にするプロ」としても知られる。
「好きな場所で暮らし、得意な市場で楽しく仕事をする」ライフ・スタイルをモットーとして、本人がこよなく愛するカリフォルニア州オレンジ郡に家族と暮らしながら、2-3ヶ月に1度の割合で日本-ハワイを訪れる生活をエンジョイしている。
大学卒業後、1990年〜1998年まで外資系大手経営コンサルティング会社の米国本社(ロサンゼルス事務所)にてFortune500企業へのコンサルテーションに携わり、e-businessコンサルティング会社を経て2000年に独立。
現在は、事業経営の傍ら講演・執筆活動を行うだけでなく、各分野で活躍するリーダー育成のために、出版プロデュースや学生に実学を教える等、後進の育成にも余念がない。
日本の精神文化・思想を基礎に、豊かさと幸せの両立した社会の発展に貢献する活動に勤しんでいる。
好きな言葉は:運命を拓く!Where there is a will, there is a way.
(主な著作)
幸せはすぐそばにある
朝起きるたびに、どんどんお金持ちになっている 情報商人のすゝめ
「稼ぐ人」だけが知っている!13の氣づき
仕事が嫌になった人へ Happy@Work
スピーカー 武井浩三 社会活動家 / 社会システムデザイナー
ダイヤモンドメディア株式会社創業者、(一社)自然経営研究会 発起人/代表理事、(一社)不動産テック協会 発起人/代表理事、ホワイト企業大賞 企画委員会 委員 手放す経営ラボラトリーCPO
2007年にダイヤモンドメディアを創業。
経営の透明性を徹底的にシステム化した独自の企業文化は、「管理しない」マネジメント手法を用いた次世代型企業として注目を集めた。現在は、創業した会社を自ら手放し、ティール組織・ホラクラシー経営等、自律分散型経営の日本における第一人者としてメディアへの寄稿・講演・組織支援など多岐に渡る活動を行う。2019年10月手放す経営ラボラトリーにCPOとしてジョイン。
著書
『社長も投票で決める会社をやってみた。』(WAVE出版)
『管理なしで組織を育てる』(大和書房)
『自然経営 ダイヤモンドメディアが開拓した次世代ティール組織」』(内外出版社)
モデレーター 坂東孝浩(手放す経営ラボ所長)
大学卒業後から、一貫して大企業~ベンチャー企業まであらゆる組織の課題解決に携わってきた。その数800社以上。しかし、時代や環境の変化が激しさを増してくるとともに、研修や採用ブランド力向上などの手法では根本的な課題解決ができないと感じ始めた。そこで、手放す経営ラボラトリーを設立。最先端の組織や経営スタイルを研究、自社でも“手放す経営“を実践している。
現在は新しいカタチの組織デザインと、組織改革の実行支援を通じて全国のクライアント企業のサポートを行なっている。