AFRIKA ROSE新旧代表と語る Well-beingな代表交代の進め方
もっと、アフリカのバラを世界へ。
もっと、笑顔あふれる世界のために。
最高品質のバラをアフリカから世界に届けること。
それが、アフリカから貧困をなくすことにもつながっていく。
援助や支援ではなく、ビジネスでサステナブルに現地雇用の一助を担い、ケニアのバラ農園から愛情込めて育てられ運ばれてきたバラを通じ、人々の豊かな心を育む。
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アフリカローズ創業者の萩生田愛さんは、こうした想いをもって2012年に事業をスタートしました。
現在、広尾店、六本木ヒルズ店、そしてオンラインストアで、ケニアから輸入した生命力溢れる世界最高品質のバラの花束やバラ関連グッズを販売。多くの人に愛されています。
ところが、今年3月、萩生田愛さんは代表権を手放しました。
強い想いやビジョンを持っていたはずなのに、どうして?
誰に、どうやって引き継いだの?
創業者が代表でなくなっても、
想いは継がれていくの?
今回のトークライブはなんと、新旧代表をお招きします!また、アフリカローズ取締役でもある武井浩三さんも加わって、、代表交代の経緯や、裏話、well-beingな会社の引継ぎ方などについて、根掘り葉掘り聞いちゃいます!!
フェアトレードってご存知ですか?
フェアトレード(Fairtrade、公正な貿易)とは、貧困のない公正な社会をつくるために、途上国の経済的社会的に弱い立場にある生産者と経済的社会的に強い立場にある先進国の消費者が対等な立場で行う貿易です。適正な賃金の支払いや労働環境の整備などを通して生産者の生活向上を図ることが第一の目的です。
(引用:https://www.shaplaneer.org/youcan/fairtrade/whatis/)
要するに、弱いものからできるだけ搾取し、強い者がさらに強くなる、そんな関係性を改め、互いに対等な立場で経済活動を行います。
AFRIKA ROSEが扱うバラは市場を通さずに全てケニアのバラ農園からフェアトレードで直接輸入しています。
ケニアの首都ナイロビから90km北にあるナイバシャ湖の畔にあるバラ農園では2000名の生産者さんが働いています。シングルマザーの多いケニアでは女性の経済的自立はとても重要であり、バラ農園で働く女性たちは鼻唄を歌いながら愛情を込めてバラを育てています。アフリカ大陸から週に2回、17時間かけて届くバラは新鮮で生命力に満ち溢れています。
アフリカローズは、昨今関心が高まる気候変動や様々な社会問題に対して、社会のアウェアネスを高めると共に、楽しく気軽に小さなアクションを起こすきっかけを作ることも大切な価値として位置付け、企業活動を行っています。
スピーカー 萩生田愛さん 株式会社Asante (AFRIKA ROSE)創業者
◆プロフィール
1981年生まれ。東京都出身。大学卒業後、大手製薬会社勤務を経て、2011年ボランティアでケニアに渡航。小学校の建設支援をする中で学校をつくっても学校に通えない子どもがいることを知る。ケニアの失業率は当時40%、家計を支えるために子どもが働かなければならない現状を目の当たりに。援助や支援ではなく、雇用をつくるフェアトレードという形で2012年、ケニアに力強く咲く生命力溢れるバラの輸入、及びオンライン販売を始める。2015年10月、広尾にAFRIKA ROSE路面店を出店。2018年、第一子出産。2019年4月、AFRIKA ROSE & FLOWERSを六本木ヒルズ内に出店。著書:AFRIKA ROSE 幸せになる奇跡のバラ(ポプラ社)
スピーカー 田中秀行 株式会社Asante (AFRIKA ROSE)“新”代表取締役
◆プロフィール
1979年、埼玉県出身。大学卒業後、金融業界在職中にフランスに留学。
2012年にフラワーデザイナーとして独立。2013年、萩生田の思いに共感しプロボノとして関わる。
2015年、株式会社Asanteの取締役に就任。現在、株式会社Asante取締役、兼、フラワーデザイナーを務める。
スピーカー 武井浩三 AFRIKA ROSE取締役/社会システムデザイナー
ダイヤモンドメディア株式会社創業者、(一社)自然経営研究会 発起人/代表理事、(一社)不動産テック協会 発起人/代表理事、ホワイト企業大賞 企画委員会 委員 手放す経営ラボラトリーCPO
2007年にダイヤモンドメディアを創業。
経営の透明性を徹底的にシステム化した独自の企業文化は、「管理しない」マネジメント手法を用いた次世代型企業として注目を集めた。現在は、創業した会社を自ら手放し、ティール組織・ホラクラシー経営等、自律分散型経営の日本における第一人者としてメディアへの寄稿・講演・組織支援など多岐に渡る活動を行う。2019年10月手放す経営ラボラトリーにCPOとしてジョイン。
著書
『社長も投票で決める会社をやってみた。』(WAVE出版)
『管理なしで組織を育てる』(大和書房)
『自然経営 ダイヤモンドメディアが開拓した次世代ティール組織」』(内外出版社)
モデレーター 坂東孝浩(手放す経営ラボ所長)
大学卒業後から、一貫して大企業~ベンチャー企業まであらゆる組織の課題解決に携わってきた。その数800社以上。しかし、時代や環境の変化が激しさを増してくるとともに、研修や採用ブランド力向上などの手法では根本的な課題解決ができないと感じ始めた。そこで、手放す経営ラボラトリーを設立。最先端の組織や経営スタイルを研究、自社でも“手放す経営“を実践している。
現在は新しいカタチの組織デザインと、組織改革の実行支援を通じて全国のクライアント企業のサポートを行なっている。
トークライブの見どころ!
②進化型組織実践の第一人者、武井浩三がどう組織を変えてきたのか?
AFRIKA ROSEには、武井浩三さんが取締役として経営に携わっています。
創業者のビジョンを具現化するための組織デザインや、実践にあたっての苦労や失敗談などを聞きたい!