業績目標は掲げない。多事業を展開し、売上70億に迫る代表が進化型組織に変化した理由
手放す経営アカデミア「実践勉強会」は、進化型組織に興味があり、今後自組織も組織をアップデートしたいと思う経営者が集う場です。
何を行っているかというと・・・
既に実践している経営者からの知見を得ることができたり、自律分散型組織の第一人者である武井浩三さんと直接対話したりしています。
今回、実践勉強会のゲストにお招きしているのは、手放す経営アカデミア会員でもいらっしゃいます、HOLIS株式会社代表の片桐拓也さん。
HOLIS株式会社は、現在15事業、54店舗を展開。グループ全体の売上は約70億円に迫ります。
進化型組織って、スタートアップや小規模な会社だけが可能なんでしょ?と諦めるのはまだ早いです。
片桐さんは、2年以上前に組織を進化型組織のスタイルに変容させ、以来、代表である片桐さんも、社員も幸福度が上昇し続けていると言い切ります。
それはなぜなのか?その理由に迫ります。
多くの具体的な話を聞くことができることと思います。ぜひご参加ください。
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ゲスト:HOLIS株式会社 代表 片桐 拓也さん
HOLISは、ここで働く全員の会社です。
私たちはこの数年、M&Aを通じて大きく事業を拡大してきました。M&Aをする際最も大切にしているのは、その会社の事業方針をできる限りそのまま引き継ぐこと。そもそもM&A対象になるのは、私たちがやりたくてもできなかった事業を実現している会社。その事業の運営方法やノウハウについては私よりよっぽどよく知っています。だから、経営にはほとんど口を出しませんし、屋号も変えません。社員の雇用もそのまま維持しつづけています。今では18の業態の中で、私が立ち上げたものは約半分になりました。残り半分は、M&Aを通じて仲間になった会社の人たちが一から作り上げたもの。HOLISという組織の中で、代表である私の色はどんどん薄くなっている。でも、それで良いと思うんです。ティール組織に移行してから、その想いはますます強くなりました。ティール組織は原則社員による自主経営なので、何かを決める際に私の許可を取る必要はありません。新しいビジネスや店舗出店などの投資や撤退も含めて、です。全員が必要だと思う業務を自ら考え、自ら決断し、自ら遂行していく。それはつまり全員が経営者であり、HOLISはここで働く全員のものだということ。これからのHOLISグループにおいて、私の色はますます薄くなっていくでしょう。従業員一人ひとりがやりたいことを実現していく過程で、ますます多様でカラフルな企業へと成長していくはずです。そんな未来を、今からとても楽しみにしています。
HOLISホームページより抜粋
HOLISのティール組織に対する考え方
概要
日時:6月17日(木)
内容:
20:00〜 スタート
20:05〜20:50 トークセッション
■スピーカー
・片桐拓也・武井浩三・坂東孝浩
20:50〜21:10 ダイアログ(ブレイクアウトルーム)
21:10〜21:25 質疑応答
21:25〜21:30 ご案内
21:30~22:00 懇親会(任意参加)
※zoomで開催します。
モデレーター紹介
▶︎武井浩三
ダイヤモンドメディア株式会社創業者、(一社)自然経営研究会 発起人/代表理事、(一社)不動産テック協会 発起人/代表理事、ホワイト企業大賞 企画委員会 委員 手放す経営ラボラトリーCPO
2007年にダイヤモンドメディアを創業。
経営の透明性を徹底的にシステム化した独自の企業文化は、「管理しない」マネジメント手法を用いた次世代型企業として注目を集めた。現在は、創業した会社を自ら手放し、ティール組織・ホラクラシー経営等、自律分散型経営の日本における第一人者としてメディアへの寄稿・講演・組織支援など多岐に渡る活動を行う。2019年10月手放す経営ラボラトリーにCPOとしてジョイン。著書『社長も投票で決める会社をやってみた。』(WAVE出版)『管理なしで組織を育てる』(大和書房)『自然経営 ダイヤモンドメディアが開拓した次世代ティール組織」』(内外出版社)
▶︎坂東孝浩
大学卒業後から、一貫して大企業~ベンチャー企業まであらゆる組織の課題解決に携わってきた。その数800社以上。しかし、時代や環境の変化が激しさを増してくるとともに、研修や採用ブランド力向上などの手法では根本的な課題解決ができないと感じ始めた。そこで、手放す経営ラボラトリーを設立。最先端の組織や経営スタイルを研究、自社でも“手放す経営“を実践している。
現在は新しいカタチの組織デザインと、組織改革の実行支援を通じて全国のクライアント企業のサポートを行なっている。
ご参加お待ちしています♪